05/06/18 01:40:20 KuTlW9FD
■日立、情報通信事業の採算悪化・ハードディスク赤字に
URLリンク(www.nikkei.co.jp)
日立製作所は15日、情報通信事業の業績が今期(2006年3月期)を最終年度とする
3年間計画の目標を達成できない見通しと発表した。今期は営業利益率7%以上を目
指していたが、3.4%程度にとどまる見通し。ハードディスク駆動装置(HDD)事業が足
を引っ張った。同事業は今年度も300億円の営業赤字になる見通し。
情報通信事業の2005年3月期実績では、売上高は2兆2683億円で目標の2兆4000億円
に達しなかった。企業向けシステムの不採算案件、サーバーやHDDの単価下落の影響
を受けた。営業利益も当初予定では1140億円だったが、677億円と大幅に下回った。
このうちHDD事業は約200億円の営業黒字を予定していたが、実績は56億円の営業
赤字だった。主力のノートパソコン用2.5インチ型HDDの予想以上の価格下落に加え、
小型HDD市場への海外勢の本格参入による競争激化が営業赤字の要因となった。
■価格低下が影響、327億円の赤字に 日立HDD子会社
URLリンク(www.asahi.com)
日立製作所は15日、ハードディスク駆動装置(HDD)を製造する米子会社の日立グ
ローバルストレージテクノロジーズの営業損失が05年に3億ドル(約327億円)に拡
大する見通しになったと発表した。HDDはデジタル家電への搭載で需要が増えてい
るが、得意分野だった2.5インチ小型ディスクに世界最大手の米シーゲートや韓国サ
ムスン電子が相次いで参入、年に約20%の価格低下に見舞われたのが要因という。