05/06/22 19:44:50 L+ZWg81C
●「在日朝鮮人は関釜連絡船が途絶えた事で、日本で生きる事を余儀なくされた」と言い張るNHK
ナレーション
海峡を挟んで向き合う二つの国を結ぶ関釜航路。100年の歴史の中で定期船の運航が一時途絶え
ました。1945年焼け野原となった下関。戦争が終わると関釜連絡船の船は別の役割を担う事とな
ります。関釜連絡船は大陸に残っていた人々の為に、ナホトカ・サハリンなどを巡ります。以後
25年間定期船は無くなりました。
連絡船が途絶えた事で、日本で生きる事を余儀なくされた人々がいます。
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在日朝鮮人(注:韓国人ではない)のN・Hさん(73)、10歳の時日本に行きました。
戦争の終わる3年前です。故郷は韓国ファンジュ(?)市の近くです。
父親は出稼ぎで日本に来て、大阪の鋳物工場で働いていました。(20年前、75歳で死亡)
N・Hさんも関釜連絡船で日本へ渡って来たひとりです。しかし、帰りの船は有りませんでした。今は在日の人々がたくさん住む下関に焼肉店を開いています。
N・Hさんの一家も戦争が終り朝鮮半島へ帰ろうと、大阪から下関にやって来ました。そこで初
めて定期船が途絶えた事を知ります。全国各地から同じような思いの人が集まって来ました。
Q:お父さんは戦後、帰られたんですか?
いいや、帰ってないですよ。一回も帰ってないです。誰でも自分の故郷を忘れる人はいませんよ。山も見たい、川も見たい、そんなものじゃないですか。
異常、NHKハイビジョン《悲しみと希望の海峡 ~日韓を結ぶ連絡船の100年~》㍻17/06/21より
制作統括:小谷亮太・河津信三 プロデューサー:藤枝融
コーディネーター:キム・ジョヒョブ 取材:橋本友幸 構成:山根幸太郎