04/12/04 19:28:28
今日、成蹊大学の『佐世保事件を機に』公開講座を聴きに行った。
そこで信じられない程、ショックな話を聞いたのでここに書いておく。
講義後の質疑応答で「いくらなんでも、それは本当なのですか?」と質問してしまったくらいだ。
いじめと言うのは学校の至る所にあるだろう。
20代から30くらいの人にとって、いじめの方法といったら暴力、無視、言葉のいじめ、皆のさらし者にする、所持品に落書きしたり隠したりする、酷くなると汚物を用いたいじめといったところだろう。
しかし、今日聞いたのはそんな生易しいレベルではない。
なんと、『いじめの一環として』、一人の女の子が、日常的にクラスの男子の半数以上(約15人くらいか?)から、みんなに取り巻かれながら教室でレイプされていたと言うのだ。
それがどうして発覚したのかは、講義の中では語られなかったので想像するよりほかに無い。しかし、同級生の女の子の証言で裁判には勝ったとのことだ。
非常に恥ずかしいが、わたしも「皆のさらし者にする」いじめに加担してしまったことがある。
しかし、それでもいじめの手段としてレイプなどとはとても考え付かなかった。想像すらしたことも無かった。
仮に誰かが言い出したとしても、ふざけて言っているんだろうとしてとして笑い流すくらいだろう。
欲求のはけ口として女の子をレイプすると言うのは、まだ有り得ると理解できる。
部室や更衣室、放課後の教室の様な、閉鎖された空間であれば、まだ起こり得ると理解できる。
チャラチャラした、高飛車な性格の悪い女の子なら、不良たちから「あいつ犯っちまおーぜ」となるのもまだ判る。
しかし、これらよりは開かれた、日中の教室のような比較的オープンな、開かれた空間で、男子女子あわせて30人から40人はいるであろう、学校のクラスでこんなことが起こるのだろうか・・・?
(たしかにドアを閉めてしまえば、ほかのクラスの生徒からは見えなくなるので、さらに休み時間であれば先生もいなくなるので、クラス内だけという閉鎖された空間にはなる。
しかし、数人ではなく数十人いる空間を、一般には「閉鎖された空間」とは捉えないであろう。)