04/12/13 00:16:34
ナチス台頭前のドイツでは、「伝統・道徳・慣習」が崩壊し、
個人の欲望を無制限に拡大しようとする個人主義が蔓延っていた。
ナチスは頽廃した個人的欲望をくすぐるような、
甘い宣伝文句で大衆を煽動して独裁権力を握った。
伝統的な道徳(それはしばしば個人の欲望を抑制する)の生きた社会では、
ナチスは台頭する機会を得られなかったはずだ。
…とかいうような内容のことを、S・ノイマンが説明していたような気がする。
本の名前はたしか『ナチスと大衆社会』とかいったと思う。(うろ覚えでスマソ)
もう一回読んでみれば何か手がかりがつかめるかも・・・