04/02/13 02:04 /RdFAUjQ
とある海の見える病室に赤い洗面器を頭に乗せた末期ガンの患者が入院していた。
2人ともまだ昼間だというのに寝たきりの状態だったが、
「出掛けてくる。遅くなる」
そんな会話のおかげで死を間近に控えながらも2人は穏やかに過ごしていた。
ある晩、窓際のベッドの男の様態が急変した。前夜からアパートで一緒だった友人男性に
自分でナースコールも出来ないようだ。
ドア側の男はナースコールに手を伸ばし、シェフを呼びました。
「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」
少しでも安らかな時をすごしたいと思ったドア側のベッドの男は、
その「ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、自分は眠っていたということにして、
携帯電話や財布を残したまま窓側のベッドの男を見殺しにした。
晴れて窓側のベッドに移動したドア側のベッドの男が
パンツごとズボンを降ろすと、私に向けてその一物を突きつけて答えました。・・・
「だって私の髪は長いもの」
江戸崎署捜査本部はしばらく考えたのち、筆跡鑑定を行うとともに
勘定を済ませ、帰宅した後、おっぱいの一番大きい女と結婚した。