03/12/21 19:56 P9ijP7/q
>>872
その話が教科書に載っていたのは私も記憶している。
タイトルは確か「ゼッケン67」だった。
その選手は、セイロン(現スリランカ)のカルナナンダ。
揚げ足を取るつもりは毛頭ないが、事実関係の訂正を一つ。
東京五輪のその種目、1万メートルの優勝者は、米国のミルズ。
2位となったチュニジアのガムーディ、3位の豪州のクラークとの五輪史上に残る三つ
巴のデッド・ヒートの末の優勝だった。
この辺のことは、その教科書に載っていた教材の中にも書かれていたのを記憶して
いる。
又、市川昆監督の『東京オリンピック』に、周回遅れのカルナナンダ選手が満場大拍
手の中でゴールする様子も含めて、この種目の競技の模様が感動的に描かれてい
た。
余談だが、東京五輪のこの競技を優勝者・ミルズの立場から描いた『ロンリー・ウェ
イ』という映画もあった。(良い題材を扱っているわりに、残念ながら映画としての完
成度は高いとはいえない作品だったが。)
なお、同種目で6位に入賞したのが、この後マラソンで銅メダルを獲得することにな
る、故・円谷幸吉だった。