02/12/12 00:18 TZMQwR6q
固定観念にとらわれずにものを考えることが
できる人間にとって、動物が被っている苦痛は
人間が被っている苦痛以上に容認しがたく
感じられるものがある。人間が被っている苦痛に
ついては少なくともこうした苦痛は悪いことで
あり、苦痛をひきおこしている人間の行為は
犯罪的であると認識されている。
一方では毎日、無数の動物がわずかな良心の呵責
もなしに無益に殺されている。もしも誰かが
そうした事を指摘すればその人はばかげた事を
言っていると思われてしまう。
その事こそが許しがたい犯罪的行為なのだ。 ロマン・ロラン(作家、1915 ノーベル文学賞)