03/08/19 02:09 mbDtXu6S
(916の続き)
「これこそ、私が求めていた日本」より抜粋
日本のサッカーファンは、本当に国際的だ。スウェーデンの黄色いシ
ャツを着た人を多く見た時、私はいい気分になった。日本人ファンが、
私の国、私のチームをサポートしてくれているのを見て感動した。
(中略)
日本人ファンは世界で最も愛されるべきであり、歓迎されるべきだ。
しかし一つだけ問題がある。私はカメラマンとして、違う国から北ファ
ンの写真をとりたいのだ。どこへ行ってもいつもそうしてきたつもりだ。
しかし日本では不可能だ。たとえ私がスウェーデン人、ドイツ人、イギ
リス人、ブラジル人のファン尾写真を撮りたくても、それ以上にプレー
を見て喜んでいる素晴らしい表情をした魅力的な顔があるのだ。そ
う、それはみんな日本人だ。
「日本の最北端でカニを食す」より抜粋
ウェイトレスはメニューを持ってきてくれたが、英語に訳すことができ
ない。近くのテーブルにいた人に、メニューを説明してくれるように頼
んでいる。団瀬の2人連れで、そのうちの1人は英語を話すことがで
きた。さまざまな種類の魚の刺身、ご飯、温かいスープ、そしてカニを
頼んだ。
食事が運ばれるのを待っていると、一緒に食べないかと彼らは誘っ
てくれた。とても嬉しくて、断る理由など何もなかった。誰かと一緒に
食べたかった。彼らはエンジニアで、札幌の会社で働いているそう
だ。その日は一日だけ出張で来ていた。自分がワールドカップを追い
かけているフリーのカメラマンだと伝えると、若い男性の方はとても興
奮していた。彼は札幌でドイツ対サウジアラビア、イタリア対エクアド
ルの2試合を見たそうだ。
(中略)
2日続けて、私はすばらしい仲間と食事をともにすることができた。