03/08/13 21:47 PKO6pwNs
アズーリは韓国が好きではありませんでした。
そして2つの目的のために
日本に帰りたいと望んでいました。
1つ目は、横浜で決勝戦に出るため。
そして2つ目は、彼らを惚れ込ませ魅了した国に
もういちど帰りたかったからでした。
トラパットーニ、トッティ、デル・ピエーロ、
ヴィエリ、マルディーニ、そしてアズーリの選手全員が、
韓国戦の敗北の悲しみと共に帰国しました。
そして、日本のように大変美しい国を、
自由だが礼儀作法のしっかりした国を、
自分達が恋に落ちた国を
後に残していく悲しみと共に帰国しました。
アズーリの心の中で、
彼らを優しさと愛情をもって取り囲んだ
全ての日本人の笑顔が、
悲しい顔に変わってしまうイメージが残るかもしれません。
そして飛行機に乗る前に、
アズーリのみんなが思ったことでしょう。
「ニッポン、アリガトウゴザイマシタ」と。