03/02/13 08:34 Zv6F9VZa
調和と均衡を脅かすものは、それが熊にとってであれトンボにとってであ
れ、湿地や川や水田や森、あるいは小学校や町の公園にとってでも、生命を
育む善良なるものを何であれ脅かすのであれば、それは間違っているか利己
的か、それとも目先のことにとらわれているか、ひょっとすると悪でさえあ
る。われわれはこれを監視しなければならない。
教育は、それ自体が生きた仕組みとなり、あらゆる生命を尊び敬う生きた
体系となるように、綿密に大切に行わなければならない。生命の大小さまざ
まな循環がいかに絡み合っているかを理解しようと目指すものだ。教育は安
全と調和を目指し、健やかさを求め、美しさと多様性を正しく理解するため
に行われるべきものだ。
日本は素晴らしいスタートが切れる。われわれには言論、宗教、政治、移
動、就業の自由がある。この数十年、日本は平和の約束を堅持してきた。わ
れわれには北の海氷から南の珊瑚の海まで、自然界の生物とその生息地との
夢のような多様性がある。われわれの国は複雑な海岸線をもつ島国なのだ。
日本は地球上でもっとも識字率の高い国の一つだ。もし私が日本の良いとこ
ろを挙げて一覧表にしようとしたら、どこまで行っても終わらないだろう。
われわれはこの土台の上に築かなければならない。怠慢や無関心や利己主
義、あるいは他人や他の生き物たちへの理解と尊敬に欠けたまま、放擲して
はならない。
私が語っているのは自分の国、祖国への真の愛情だ。誇りにあふれた、祖
国を守る心がまえのある愛情、しかし人種差別と偏見のない愛情だ。新しく
日本人になった者として、今こそ、この国は誇りうる国となるでありましょ
う。
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