05/06/27 22:18:22
確かに奈良翁がSDを開発した当初、重要性とか緊急性にランク付けをするという発想は無かったと思うな。
基本用紙Aには、「重要」「研究」「記録」「連絡」と書かれていて、「重要」シートにひとたび記載すれば、それは廃棄するまでいつまでも重要なシートってことになってる。
また、どのリフィルメーカーにもあるtodoリストもない(強いて言えば「着想計画チェックシート」というのがあるが、これもコンセプトが違う)。
一方、長期的なビジョンを手帳に描くという最近流行の考え方はSDには当初からあったと言えるね。「10年メモ」だの「人生百年表」といったトンデモシートはその典型。
ただ、最終的なSDの使い方はユーザーに完全に委ねられているところがあって、情報カード的に使おうが疑似フランクリン的に使おうが何とでもなるといった感じなのではないだろうか。
だいたい、基本用紙を奈良翁が期待したとおりに使っているユーザがいるとすれば、ちとカルトチックで気味悪い。