05/12/14 20:13:55 FjLJ67dU
マジスレすると、この映画もかなりクソサヨク思想が入っている。
現実には、乃木はあんなに気の弱そうな人ではなかったし、第三軍司令部もそろって無能者ばかりでは
なかった。第三軍に悲劇だったのは、あのようなベトンで固められた要塞攻略の専門家が当時の日本陸軍はおろか、
世界のどこにもいなかったということ。第一次大戦のベルダン要塞では、独仏両軍あわせて二十万ほどの戦死者
を出しているということでも明らか。
水師営の会見では、ステッセルは、第三軍の坑道を使っての巧みな要塞爆破技術、二十八サンチ砲を使っての
効果的な砲撃支援を褒め称えたが、この映画ではそれらのシーンはあまり撮らず、歩兵部隊の悲劇的な戦闘ばかりを
扱っている。ハリウッド映画なら勝ち戦をこうは撮らないだろう。最終的には、日露両軍の戦死者は、ほぼ同数
だったのだから。