砂の器at RMOVIE
砂の器 - 暇つぶし2ch250:この子の名無しのお祝いに
04/02/05 21:50 IGLJU3V9
>>244 私も、247さんと同じような意見なんだけど、色んな所を転々とした人って、
そこの人(そこの土地の人)としゃべる時はそこの方言使うんだよね。
三木は相手がヒデオだからあえて普段使わない出雲弁を使ってしゃべったんだと思う。
出雲弁を使った方が、お互い当時当時の気持ちになれるし、親近感がわくから。


251:この子の名無しのお祝いに
04/02/05 22:53 tpJiLMva
俺は大学まで関西弁、大学入ってからずっと都内に20年。

実家に帰ったら廻りが関西弁なので、意識しなくてもすぐにスイッチが入って、
関西弁になる。電話がかかってきたときもそう。こちらからかけるときは少しスイッチ入れる。

で、東京に住んで10年くらいした頃から、
実家に帰っていても、ごく稀に東京の言葉になることがある。
主に東京に住んでから覚えた言い回し、新しい言葉のイントネーション。

だから>>244の言うようなことは不自然だとは思わない。
たぶん俺と同じような体験の持ち主を脚本(原作?)の参考にしている。


252:この子の名無しのお祝いに
04/02/06 01:48 BR8MS6M0

三木が泊まった、伊勢の二見旅館の女中は「東北の人かと思いました」って言ってるよね。

原作では、「自分が長くいた村も、こういう訛り(ズーズー弁)を使うので、よく間違われるんですよ」と
三木が女中に話したとなっている。

つーことは、やっぱし日常的にズーズー弁を使ってたんじゃないか!?とつっこみたくなるね。

まぁ、もうどーでもいいことだが・・・。

253:この子の名無しのお祝いに
04/02/07 03:42 LSzeXAVw
丹波は演技or本当に泣いたの?

254:この子の名無しのお祝いに
04/02/07 05:09 5dlppj7y
何度もマジ泣きしてNG出したらしい。収録されたものでもかなり来てるようだ。

255:この子の名無しのお祝いに
04/02/07 13:35 UoDJK5m7
復刻!邦画名作選
松竹映画『砂の器』サウンドトラックより
ピアノと管弦楽のための組曲「宿命」(\1470)

のCDを見つけたのでゲトしますた。
ちなみに『砂の器』O.S.Tは\2000

音楽監督:芥川也寸志
作曲・ピアノ:菅野光亮
です。

256:この子の名無しのお祝いに
04/02/07 22:01 MqiAWNf2
今日見たけどピアノ弾いてる姿はガクトそのものだろ

257:この子の名無しのお祝いに
04/02/08 02:19 ll97v2ki
>>221
いままで和賀は冷たくされたりいじめられたりしたことがあったけど、
三木夫婦にご飯を食べさせてもらったり優しくされて
優しくされることが意味もなく怖かったのだと思う。
この優しい人達がもし今度自分のことを拒否したら
こんどこそ自分(和賀)の心が壊れてしまいそうだったのだと思う。
人の心の優しさを知って、余計にそれがなくなる時が怖かったのだと思う。
今まではあっちいけとか言われてもそういうものにはカラを被って我慢できたけど、
心が三木夫婦の優しさにふれてガチガチに固めていたカラが割れてきていたから
もし今度三木夫婦にも拒絶されたら、
今度こそ自分がどうして頑張っていけばいいのか
失う優しさが怖かったのではないかと思う。
だから、拒絶されるよりも自分から拒絶してしまおうと三木夫婦のところから
出ていったのではないかと思う。
優しさになれていない和賀には、優しさを拒絶されるのが怖かったのだと思う。
それなら自分から先に拒否して生きていこうと思っていたのだと思う。

258:この子の名無しのお祝いに
04/02/08 03:04 CFD4l5ts
クラシック板でもスレ立ってるぞ。

【中居】「砂の器」の主人公って?【ヘタ!】
スレリンク(classical板)l50

259:この子の名無しのお祝いに
04/02/08 09:09 dQLIzg4Z
ハンセン病患者の画像が貼られてたんで、転載。
URLリンク(www.gazo-box.com)

ハンセン病について解説されているサイトでも、患者の画像を掲載しているところは
ほとんどないので、こういった画像を見る機会は少ないと思う。
人権問題も複雑にからんでくるしね。
見た事ない方はどうぞ。ただし、閲覧には注意。


260:この子の名無しのお祝いに
04/02/08 09:29 djrdwq+v
上の画像見ると加藤嘉がただのやせ細ったじいちゃん
に見えた。

261:この子の名無しのお祝いに
04/02/08 10:26 QdUy4Q0C
>>257
うん。そうゆう見方もありだよね。
和賀って三木の所を飛び出した後って人を信用しないで生きていた
みたいで、愛人のこともどこらへんまで本気だったかわかんないんだけど、
そういう心を持っていたら愛されることに不信を
抱いていてもおかしくはないよね。

262:この子の名無しのお祝いに
04/02/09 10:45 uWXlIPs4
ガルシアさん、更新age
URLリンク(www3.plala.or.jp)

263:この子の名無しのお祝いに
04/02/09 19:57 ZU3+OzXZ
やっとレンタルビデオを借りられて、子供の世話の合間に
何回かに分けて見ました。皆も書いているように、後半の音楽と脚本が
よかったです。音楽はあまりクラシックは詳しくないのですが、
ちょっとラフマニノフとかチャイコフスキーのピアノ協奏曲っぽ
かったですね。いい曲です。ただ、前半の「紙吹雪の女」が
和賀の愛人だとわかるくだりが強引に思えました。今TVドラマ化
されていますが、蒸気機関車が走ってくる場面など、やはり
当時でなければ再現できない部分が多いと感じました。それで
もドラマの方の最終回まで録画するつもりです。
子供の秀夫が三木巡査のところから逃亡した理由ですが、私は
戦災孤児の話・・・野坂昭彦氏の著作などで、優しくされれば
されるほど放浪へ出たくなってしまう孤児の気持ちが書かれて
いた作品を思い出しました。三木巡査が自転車で探しまわって
いるとき、木陰で涙をぬぐっていた秀夫には、父親とわかれ
させた巡査にうらみの気持ちもあったのでしょうが、そのほか
にもそういう気持ちがあったのだと思います。
しかしそれが殺人という結末になったことは、実に悲しいことだと
思いました。原作ではほんの数行の遍路の映像が本当に強烈でした。

264:この子の名無しのお祝いに
04/02/09 20:30 05fD1gMK
>作ではほんの数行の遍路の映像が本当に強烈でした。

あのシーンと音楽で号泣しますたウワァァ━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━ン!!!!

265:この子の名無しのお祝いに
04/02/09 21:25 Xa5Up1mE
>>259さんが紹介して下さっているサイトのハンセン病の方って
具体的にどういった姿をされているのでしょうか?
本来なら自分の目で確認しなくてはいけないのでしょうが
もうひとつ勇気が出なくて・・・

266:この子の名無しのお祝いに
04/02/09 21:36 dgpkLWWQ
>>265
ハンセン病の現実を見なくても生きてはいけます。
しかし、何かを得たいのであれば勇気を持って現実を見ましょう。
1週間や1ヶ月へこんでもいいじゃないですか。

267:この子の名無しのお祝いに
04/02/09 22:09 rDCvywpn
>>265
寝る前には見ない方がいいですね。
どうしても見たくなければ
>>188
を読む程度にしておきましょう。


268:この子の名無しのお祝いに
04/02/10 02:22 puYVqvdQ
>>266さん>>267さん、お返事ありがとうございました。
今の所見る勇気が出ないようです。
好奇心から拝見するのも気がひけてしまいますので・・・



269:この子の名無しのお祝いに
04/02/10 09:24 OAWjRX5b
昔学生の頃買った新潮文庫には、カバーの内側に映画の
白黒写真が掲載されていました。その後処分して、
今度また買い戻した文庫では、当然そんな写真はカバーには
ない。つくづく、捨てずに古い文庫を取っておけばよかった
と思いました。

270:この子の名無しのお祝いに
04/02/10 09:30 OAWjRX5b
続けての投稿すみません。
>>259さんの紹介している写真を見ました。
やはり衝撃的でした・・・・
こんな風に書いたら悪いと思うのですが、昔白土三平の
漫画に出てきたハンセン氏病の術者そのままでした。
白土さんは実際の患者のことを知って、あの漫画を
描かれたのだなあと思いました。

271:この子の名無しのお祝いに
04/02/11 14:42 6Ecc0KDB
遅ればせながら、原作を読了。
この話があの映画になったのか……と思うと、
映画は原作を越えているなあ、と改めて感動した。
もちろん原作には原作の良さがあるし、
映画にも舌足らずなところは多いけど、
原作を広げてああいう作品を作り上げたところはすごいと思う。

272:この子の名無しのお祝いに
04/02/11 16:37 v/9Y2GN2
映画のクライマックスシーンは音楽と映像の見事なまでの合体、感動した

273:この子の名無しのお祝いに
04/02/11 22:42 CL46opF9
親子が村から旅立つシーンで、村を見下している千代吉の
なんともいえぬ表情ですでに涙腺がゆるゆるです、、、。
名作っす。

274:この子の名無しのお祝いに
04/02/12 00:11 9wv0PEfg
村を見下している千代吉を見ると、あそこから
同じ監督の「やつはかむら」になってしまいそうだ。

275:この子の名無しのお祝いに
04/02/12 00:12 MxALjEH6
>>274
尼子の大将は中居版に出てるがな

276:LP持ってた男
04/02/12 00:44 1l1nFdxq
その昔,TBSの「月曜ロードショー」(荻昌弘解説)で放映したときのこと。
いよいよクライマックス間近。操作会議で今西刑事(丹波)が和賀(加藤)の
殺人動機を説明する。固唾を飲んで聞き入る内藤武敏以下捜査陣。
今西「それは,当時としては不治の病と言われた(音声カット)だったのです!」
ですぐにCM。放送禁止用語とはわかっていたが,あまりに芸のないやり方に
愕然とした。初めて見た人はどう思ったのであろうか。


277:この子の名無しのお祝いに
04/02/12 07:15 ufTkrlp2
菅井きんは親戚だったのか?

278:この子の名無しのお祝いに
04/02/12 08:40 pFWjfKub
>>276
あれ、そうでしたかね?
しかしこの映画はハンセン氏病のことが原作よりもウエイトを
おいてるので、肝心の病名カットしちゃあかんがな。
製作者サイドはハンセン氏病への謂れ無き差別を
描こうとしてたと思うんですが、そんなんのも駄目なんすね。

279:この子の名無しのお祝いに
04/02/12 08:51 q9izXo+p
>>276
最後に出てくる病名の字幕はカットされてなかったの?

280:この子の名無しのお祝いに
04/02/12 20:00 QVfuaFqY
>>279
捜査会議のシーンでは「ライ病」だった。
ライという言葉がいわゆる差別用語で、ハンセン氏病は
セーフだったんだね。
でも、何で今西も「ハンセン氏病」と言わなかったんだろ。

281:この子の名無しのお祝いに
04/02/12 20:15 K1fQKR7T
>>280
差別用語であっても「らい」というほうが自然であると思う。
まして映画が撮影されたのは30年も前なのだから。

282:この子の名無しのお祝いに
04/02/12 20:57 wzQmzBnY
>>280
>「らい」が差別用語
そうだったんですか。知らなかったです。当時は自然に使っていた
言葉と言われれば、そうかも知れないと思います。たしか少年サンデー
の記事に、太平洋戦争で手足を失った元兵隊の図に、やはり「かたわ」
みたいな説明が載っていたのを覚えています。当時はまだ終戦直後の
記憶が生々しく、「砂の器」にも戦前の影が落ちていると思います。
ある批評サイトで映画版の批評で「古い」というのを見たんですが、
監督の野村芳太郎はわざと戦前からの色を出して撮影していたのでは
ないかと思います。「らい」という言葉を出したのも、そのせいでは
ないかと思えますね。


283:この子の名無しのお祝いに
04/02/12 21:06 QVfuaFqY
>>282
ただ、原作では「ライ(漢字)」とはっきり書いてあるから
原作連載当時は、自然に使っていたのかも知れない。
おそらく革新・人権団体とかが勢力を伸ばしてきた
昭和40年前後ぐらいから、抗議とかが激しくなり
放送禁止用語が増えたから、その影響だろうね。

284:280
04/02/12 21:19 K1fQKR7T
放送禁止用語というのはテレビの自主規制の問題では?
「かたわ」とか「びっこ」とか別に身障者以外に、物の状態をあらわすのに
日常的に使われるし、「キチガイ」もいわゆる精神異常者に普通に使われている。
 で、今西が「らい」という言葉を使ったのも私は自然に感じました。
決して差別を助長しようとしてるのではなく、なんだか言葉狩りのような現在の風潮で
昔の、しかもテレビではなく映画での言葉遣いは同列には語れないと思います。

285:276
04/02/12 22:25 bVG2TFpR
>>280さん
私の説明のいたらぬ所を補っていただいてありがとうございます。
最後の字幕はそのまま放映されましたが,そもそもその字幕も
>>93さんの御指摘の千代吉のメイクと同じく,患者団体さんとの
話し合いの結果で追加されたものであると朝日新聞で読んだことが
あります。それならば,操作会議のセリフも撮り直せばと素人は
思うのですが,そうしなかったのが制作者側の闘いであり,判断
だったのでしょう。
私が知りたいのはTV局のスタッフも同様の闘いや判断をしての
音声カットだったのか,それとも予定調和的な自主規制だったの
かということで,25年も前のことだけど,今にも通じる問題だと思
うのです。

286:この子の名無しのお祝いに
04/02/12 22:43 r+leSHm3
>>283
> ただ、原作では「ライ(漢字)」とはっきり書いてあるから

「癩病」こんな字ね。

>>285
森達也の『放送禁止歌』を読むと、(この本必読!)
TV局でちゃんと考えている人は皆無に近いと考えるのが妥当だろうね。


287:この子の名無しのお祝いに
04/02/12 22:47 r+leSHm3
>>282
> たしか少年サンデーの記事に、太平洋戦争で手足を失った元兵隊の
> 図に、やはり「かたわ」みたいな説明が載っていたのを覚えています。

大島渚が日テレのドキュメントで撮った「忘れられた皇軍」には、
片手や片足や両目を失った元朝鮮人軍属が出てくるね。
これもTV放映は不可能かな。

図書館なんかでビデオ上映できるけど。(例えば川崎市市民ミュージアム)

288:281=284
04/02/12 23:07 K1fQKR7T
間違えて280にしてしまいました。280さんすみません。

289:この子の名無しのお祝いに
04/02/12 23:13 LS3rX9T+
>287
「忘れられた皇軍」に関しては
かなり昔にNHKで一部を放送した事あるけどな。
今はどうだろ?やっぱ無理かな?



290:岡崎の三遊間
04/02/12 23:24 DV+25eIp
僕は、「砂の器」は田中邦衛と佐藤浩市が出ているのを昔見た。あれはよかった!「寝たあとに 草が群がる ころもがわ」。大空眞弓とか、

291:この子の名無しのお祝いに
04/02/12 23:30 eXe/kTHB
ガイシュツかも知れないが、
数年前のテレ東の放映では堂々と「ライ」と言っているのだが。
なお、テレ東は20年ぐらい前に「エタ、ヒニン」が連発される「破戒」を
放映した実績もあり(この時は事前に解同などと協議した)。
厳密には放送「禁止」用語というものはなく、
必要性もなく安易に発言するとあとで厄介な問題が起きる可能性のある言葉を
放送局連盟が勝手にリストアップして自粛しているだけなのだよ。

292:この子の名無しのお祝いに
04/02/12 23:42 7QxOL3xG
>>291
テレ東放映は3年前。
確かにあの時は音声カットも一切なく、ノーカットで放送した。
TBSは妙なところで感覚がずれてるんだよな・・・

293:この子の名無しのお祝いに
04/02/13 00:21 dMjzzyMf
>>292
差別を告発したり、差別を批判する為なら、
あえてそういう言葉を使わざるを得ない
場合もあるんだけどな。
そこらあたりから逃げるのは本末転倒ではないか?と。

294:この子の名無しのお祝いに
04/02/13 00:23 ZVEry4wG
えらく関係ないですが、
昔昔に片足のない兵隊さん(服装が映画に出てくる兵隊さんの服装のままだったの)が
浅草寺?明治神宮?の門の脇あたりに立っていたのを見たことありませんか?
小さすぎて場所がはっきり覚えてないのですが、浅草寺だと思うのですが。
初詣に行った時だと思うのです。お寺の門の脇に立ってました。
生まれて初めて身体障害者を見て見ちゃいけないけど、
目がいってしまうのを止められず凝視していた覚えがあります。
なにか・・・何でも見ちゃいけない、蓋をしてしまうことでは
何の解決にもならないと最近は思います。

295:この子の名無しのお祝いに
04/02/13 04:35 xlmCHfbU
>>294

昭和40年代には、新宿と上野にいたよ。
別人だと思うけど、子どもだったのでよく憶えていない。
浅草にいた記憶はない。

296:この子の名無しのお祝いに
04/02/13 08:54 aTjYmtLS
>>294
西新宿で見たことある


297:この子の名無しのお祝いに
04/02/13 09:22 X65vfygk
傷痍軍人な。
私も子供の時見たよ。地方ですが。
自分も>>294と同じではじめて見た身体障害者かな。
併せて戦争というものを感じたはじめてのことかも。
つうか歳ばれそう。

298:この子の名無しのお祝いに
04/02/13 21:50 Yw1PGTPv
>>291
TBS(テレビ初放映)時は、言葉狩りのような風潮が強く
あとあとの面倒を嫌ったテレビ局側が自己規制した。
ただ、あまりにも行き過ぎて表現者の方から疑問を
呈する声が強くなったのと革新・人権運動の衰退が相まって、
テレ東の時はそのまま放映されたということだね。
確かに差別につながるからなくせばいい、あるいは言い換えれば
事足りるとの考え方はナンセンスだと思う。
ちなみに「癩」は「かったい」とも読み「こじき」と
いう意味があるから、この辺が問題になったのかな。
でも昔は「癩の瘡うらみ」(癩病患者が梅毒患者をうらやましがる、
転じて自分よりわずかでもよい境遇のものをうらやむことの意)
ということわざが堂々と使われていたらしい。
これはさしもの俺もどうかと思うよ。

299:この子の名無しのお祝いに
04/02/13 22:13 1op15WmU
URLリンク(kuram.tv)
ポッポ屋も放送禁止用語じゃん




300:この子の名無しのお祝いに
04/02/13 22:16 1op15WmU
>>299
くみとりや×
清掃員○
ってのもヘン

301:この子の名無しのお祝いに
04/02/13 22:57 0UgG/hik
たしか、「八百屋さん」と愛称的に呼ぶのはよくても
八百屋、とか××屋と呼びつける(?)のは言葉狩りに引っかかるらすぃ。

302:この子の名無しのお祝いに
04/02/13 23:25 /aZMxlvF
「この八百屋さん風情が!」

303:この子の名無しのお祝いに
04/02/14 00:57 efCEypVo
婦人も駄目なの?
じゃ御婦人にとってかわる言い方って?


304:この子の名無しのお祝いに
04/02/14 10:20 GOEqnRSB
砂の宇吉

305:この子の名無しのお祝いに
04/02/14 19:54 y2LD/Tok
女が自分を女性と呼ぶのもキモイ。いっそ生物用語でオス・メスか。
今度生まれたおたくの子供さん男の子ですか? →
今度生まれたおたくの子供さんオスですか? とか。



306:この子の名無しのお祝いに
04/02/14 20:02 HWyQ/swR
>>298
俺、小学校6年生の時、小学館の「小学6年生」を毎月
買ってもらっていた。1月号には、「いろはかるた」が
ふろくについていたんだけれど、「癩の瘡うらみ」は
「家宝は寝て待て」に変えられていて、本誌の巻末には
「お父様お母様へ」という欄で、
「このことわざは、お子様にはふさわしくないので変更しました」との
お断りがついていたよ。もう25年も前のことだけど。

307:この子の名無しのお祝いに
04/02/14 21:57 fa9sij6T
>>298
テレ東は放送禁止用語らしきものがある映画でも(にあんちゃんとか)
あとで断り書きをして無修正で放送することが多々あるね


308:この子の名無しのお祝いに
04/02/14 23:44 0T55bXxL
加藤嘉。筋金入りの反戦家で,特攻隊上がりの鶴田浩二に「大東亜戦争は間違いだった」と言わしめた人だったらしい。

309:この子の名無しのお祝いに
04/02/15 10:33 fWBZLkor
>>309
ゴリゴリの共産主義者だったね。
よく、共産党の機関紙に
名前が出ていた。

310:この子の名無しのお祝いに
04/02/15 11:02 CFo4Un7W
>>307
差別的な表現をしている部分の音声をカットしたりしないの?
昔の映画やドラマの再放送見ると、そんなのがよくあったけど。

311:この子の名無しのお祝いに
04/02/15 11:10 woscjX7S
TV放送でカットされた映画の名セリフ
川島透・竜二
『カタギになるか?カタギになってコ××するか?』
黒澤・用心棒
『この宿場の人間はみんな××ゲーだ、だけどオメエがいちばんキ××ーだ』
山田・幸せの黄色いハンカチ
武田鉄也がタコ八郎の乗った車を蹴りながら『この×ャ×ショー!』
セリフではないけど東宝の「サンダ対ガイラ」ではサンダが広島の原爆を浴び
て世にも醜いケロイドになる、ってシーンはカットされている

312:この子の名無しのお祝いに
04/02/15 11:10 gbGg5A31
>>310
黒澤明は「絶対カットするな!」といっていたので
テレビでやるときは断り書きが出て、無修正で放送する。

さすが巨匠!

313:312
04/02/15 11:14 gbGg5A31
補足
WOWOWで全作品放送したとき、スタッフが無修正で放送することを条件に
黒澤プロから放送権を取り付けたらしい。

NHKBSで放送するときも無修正だよ。
(他の監督作品だと修正されることが多い)

314:この子の名無しのお祝いに
04/02/15 11:16 woscjX7S
映画ではないけど、今年の元旦のニューイヤー駅伝  
トップランナーが足を引きずりだしたのを見て、解説の瀬古が
『あ、ビッコひいてますよ。ビッコを』と放禁用語をリフレイン

315:この子の名無しのお祝いに
04/02/15 11:40 b9/6B/dr
監督協会ガンガレ

316:この子の名無しのお祝いに
04/02/15 20:25 MMrDOWxY

今夜の実況は こちらで

砂の器 ◆ 第五話
スレリンク(livetbs板)

317:この子の名無しのお祝いに
04/02/15 22:02 XNm9H4qf
中居の間が長すぎる

318:この子の名無しのお祝いに
04/02/15 22:06 lOvMAejg
最終回だけ見ればいいドラマになったな

319:この子の名無しのお祝いに
04/02/16 05:44 NL0bvBnA
で、タイトルの「砂の器」ってのは、
放浪中に幼少の秀夫が、砂の器を作って遊んでいたことと、
その後の秀夫の半生が、砂の器のように脆く壊れやすい物だったこと
のダブルミーニングってことでいいんでしょうか?

320:この子の名無しのお祝いに
04/02/16 08:26 bCry97z/
>>319
はい、そうです。

321:この子の名無しのお祝いに
04/02/16 11:20 tpmfU9O2

>>29はビデオテープが「停止」とか「巻き戻し」が出来ることを知ってるのかな?

あと、返却するまでは何回でも見ていいこととか。



322:アホのアムステルダム
04/02/16 13:09 cBuKOnDD
知らない・しっ知らない

323:この子の名無しのお祝いに
04/02/16 13:31 jQs5rqnw
なんでそげなこと言うだらか。

324:この子の名無しのお祝いに
04/02/16 16:02 zuZ2f1ld
>>320
ちがうよ


325:この子の名無しのお祝いに
04/02/16 17:55 8CfrVx0L
>>321
>>29は新しく発売された方のビデオを借りたから新作のため一泊しか借りられないのでは?


昨日DVD観たけどやっぱり森田健作も丹波哲朗も演技うまくないんだね。二人とも本人にしか思えん。存在感が強すぎるのかな?

326:この子の名無しのお祝いに
04/02/16 21:44 kXX7qsXj
>>325
丹波演技うまいじゃん。

327:この子の名無しのお祝いに
04/02/16 21:57 Z/1JbKwP
感動作なんだけど...
ちょっと思うこと...

この作品で「ライ病のビジュアル」を刷り込まれていた気がする。
も一つ挙げれば『ベン・ハー』でも同様に。





328:この子の名無しのお祝いに
04/02/16 22:10 F5ZT3XJ3
『砂の器』更新age
URLリンク(www3.plala.or.jp)

329:この子の名無しのお祝いに
04/02/16 23:36 wNtyBfLu
>>276の言った「月曜ロードショー」では荻昌弘が有益な情報を述べていた。
脚本の橋本忍氏が荻氏にこう語ったらしい。
「荻さんね,これは僕たちが必死で考えた『人形浄瑠璃』なんだ。
 オーケストラは三味線,丹波が大夫(語り),放浪する親子が人形なんだよ。」
なるほどと思った。(作った人が言うんだから,もっともな話だ。)
以来,この映画を差別解消の視点からのみ語る人には違和感を覚える。
その後の私は,この手の異化効果的音楽かけまくりの映画を大画面・大音響の中で
思考停止しながら観るのが無上の喜びになっている。有名なところだと
「2001年宇宙の旅」の冒頭,「地獄の黙示録」のキルゴアの場面,「未知との
遭遇」のUFOとのジャズセッション,「ベニスに死す」のマーラー。晩年の深作作品の
タイトルバックなど。 

330:この子の名無しのお祝いに
04/02/17 00:17 PecoRvzx
>>329
あなたと全く違う理由だけど、同意するわ。
そもそもこの映画で涙に濡れるには思考停止するしかないはずよ。
ハンセン病者の親子は常に差別され、同情される対象に固定される図式ね。
この病に冒されたら殺人を犯すのが「宿命」だなんて、いい気なもんね。

ところでこのスレの皆さんは同じ松本清張の「眼の壁」(映画化)の
犯人の出自や死体処理のトリックにはどう思うのかしら?


331:この子の名無しのお祝いに
04/02/17 00:28 tPEVsUbj
>>330
この病に冒されたら殺人を犯すのが「宿命」

テメエがどう解釈するかは勝手だが、
どこをどう取ればこんな考え方になるのかね。
思考停止どころか「思考破綻」だな。

332:この子の名無しのお祝いに
04/02/17 00:43 GBVIl5AN
>>330
>ハンセン病者の親子は常に差別され、同情される対象に固定される図式ね。

そうやって同情しておけば、安心なんですよね。自分は「同情してあげる」側だから
絶対安全圏にいる。熊本のホテルを批判しても、現実に自分がその職場にい
たら、誰もが本社の指示に従うだろう。そういうもの。

>この病に冒されたら殺人を犯すのが「宿命」だなんて、いい気なもんね。

だから、ハンセン氏病の当事者・家族や、関係する活動家は、この映画を好まないらしいですね。

「眼の壁」は、手形詐欺一味の親玉が精神病院を買収していて、入院患者になり
すまして世間から隠れていた話でしたっけ? 大時代な硫酸プールには参ったね。

「砂の器」も「眼の壁」も、地道な捜査の過程は渋いリアリズムでいいのだが・・・。

333:この子の名無しのお祝いに
04/02/17 22:51 UZ5jiIBy
>>330
このスレのたんなる「砂の器」マンセー厨房は
「眼の壁」なんて言ったって、知らないの多いと思うよ。
あの原作もたしか某団体から相当叩かれてたはずだ。

334:この子の名無しのお祝いに
04/02/18 00:23 HwHNKSiG
>>330
「眼の壁」って原作と映画もずいぶん違うんじゃなかった?

原作:犯人→被差別部落出身者。幼いころに受けた差別体験から、
      世間を見返してやろうと右翼の親玉になり、殺人を犯す。
   死体処理→皮革をなめす薬品に人間を浸して白骨化させる。

映画:犯人→信仰宗教の教祖
   死体処理→陶器を焼くときに塗る薬品に浸す。

ついでに言えば、松本清張はサヨ作家ってことになってるけど、
「砂の器」のハンセン病者の扱いといい、
「眼の壁」の被差別部落出身者の扱いといい浅薄で、
人権感覚には相当問題ある作家だと思う。
まあ、良くも悪くも、「庶民」とその常識を共有してる
「庶民的な」作家だったとはいえるんじゃないかな?

335:この子の名無しのお祝いに
04/02/18 00:55 KO67ckiL
>>332
> だから、ハンセン氏病の当事者・家族や、関係する活動家は、この映画を好まないらしいですね。

言えるのは、好まない人がいる、くらいだろ。
作るときにちゃんと意見聞いて作ってんだし。

336:この子の名無しのお祝いに
04/02/18 17:35 UJKpcLn7
>>290
>「砂の器」田中邦衛と佐藤浩市が出ているのを昔見た。あれはよかった!大空眞弓とか

私も見ましたが貴殿と違って全然評価に値しない映画だと思う。先ず原因をライ病とせずに村の
有力者を傷つけて放浪の旅に出た。殺したわけでもないのに何で放浪? チョットした
離れた町に行けばいくらも(戦前だが)生きられる。あまりにも無理がある。最後に佐藤浩市が自供して
手錠をかけられる。飛行機に乗られなくて音楽会は中止。情がない。野村監督作品のほうが100倍よし。

337:この子の名無しのお祝いに
04/02/18 23:27 IbDahK9n
>>334
原作では「忌まわしい父」などという記述もあるし、
殺人の動機も、成功を目の前にした若者が
このような父親を持った過去を知られたくなかったというのが
前面に出ていた。これだけ見てもわかるように、
松本清張の中では、差別を告発するなどという考えは
もともとなかったと思う。
ハンセン氏病者の苦難を大胆に表現して、結果的に親子の絆や
差別問題まで浮き彫りにしたのはあくまで映画、
もっといえば脚本の力が大きい。

338:この子の名無しのお祝いに
04/02/18 23:29 /Ko3qu/1
>>337
映画の最後のテロップはぐさっとくる

339:この子の名無しのお祝いに
04/02/19 03:50 Zm3HLQBN
>>338
あの最後のために、延々とテロップやってたんだよな。
最初観たときはイラネー!って思ったけど。
最後だけ出すとそこの意味が深杉になって目立つし、
「この作品はフィクションであり…」をやってもお約束みたいで意味薄くなるし。
つくづく橋本忍の気遣いを感じるやり方だった。

340:この子の名無しのお祝いに
04/02/19 08:32 0kC6toLU
劇中に度々挿入されるテロップについて、撮影の川又昂氏が語ってるサイトがあった
んで以下に抜粋。 あの文字は手書き(レタリング)だったということか。 自分も
学生時代にやったことがあるけど大変だったろうね。


”まあ、制作費なんていくらあってもたりないけれど、あの映画はタイトルがたくさ
んでてくるでしょう。”

Q 時と場所のタイトルですね。

”手書きだと滲んじゃうこともあるから、写植でいきたいといったんだけど、あれだ
けの数だと、何百万になっちゃってね。製作主任は頭かかえちゃって。で、僕の娘が
ちょうど美術学校に行ってたから、アルバイトでやらないかって。家族みんなで作っ
てたみたいなところがあるね(笑)。”


”手書きだと滲んじゃうこともあるから、写植でいきたいといったんだけど、あれだ
けの数だと、何百万になっちゃってね。製作主任は頭かかえちゃって。で、僕の娘が
ちょうど美術学校に行ってたから、アルバイトでやらないかって。家族みんなで作っ
てたみたいなところがあるね(笑)。”


341:340
04/02/19 08:35 0kC6toLU
↑一部二重カキコ、すまぬ。

342:この子の名無しのお祝いに
04/02/19 11:56 rlFg85kd
>>341
くりかえし、くりかえし……

343:この子の名無しのお祝いに
04/02/19 13:49 YlXMAJ2G
>339.340なるほど。
なんか火曜サスペンスみたいだ、と思ってボーッと見てたがそうゆう心遣いもあったのか。


344:この子の名無しのお祝いに
04/02/19 16:49 +IyzRVDt
差別文学の金字塔と言われる島崎藤村『破戒』
オトマツが同僚の教師に生い立ちを問い出され、怒りに打ち震える場面
オトマツが遂に自らの生い立ちを教室で生徒たちに告白する場面
特に後者はこの小説のハイライトとでもいうシーン。涙もろい人は泣くかも
次回は昔映画化もされたこの名作をドラマ化してもらいたいものだ

砂の器は原作においてもハンセン病自体が前面に押し出されてないばかりか
あってもなくてもこの話は成り立つのではないか。むしろ噂されている父親が
殺人犯であったという設定のほうが視聴者に真に迫ってくるのではないか

345:この子の名無しのお祝いに
04/02/19 16:57 VpPmWCoE
>>344
『破戒』ですか? まあムリでしょう。実現したら、バカな2ちゃんウヨ厨
はネタを与えられて喜ぶだろうけどねw

346:この子の名無しのお祝いに
04/02/19 17:02 tVi3eX1B
確かに。

347:この子の名無しのお祝いに
04/02/19 17:50 sPL6E6RX
>>342
ナイスツッコミw

348:この子の名無しのお祝いに
04/02/19 21:14 Q4c5D0PR
>>344
オトマツ?

ぷっ

349:この子の名無しのお祝いに
04/02/19 21:24 JqL6XuM8
>>344
>砂の器は原作においてもハンセン病自体が前面に押し出されてないばかりか
あってもなくてもこの話は成り立つのではないか。むしろ噂されている父親が
殺人犯であったという設定のほうが視聴者に真に迫ってくるのではないか

いや成り立たないと思われ。いまのテレビ版ではハンセン病でないとサンデー毎日
に出ていたが、かなり難しい設定が必要かと。

350:この子の名無しのお祝いに
04/02/19 22:12 s+ZnKToQ
つーか、今は癩病の差別について良く分からないから、
プロット自体に無理があるんじゃないのかな。
癩病以外に他に代りになるものもないでしょ。

351:この子の名無しのお祝いに
04/02/19 22:36 /RS7hEfm
>>344は偉そうなこと言う前に、
日本語を小学校からやり直した方がいいな。

「差別文学」っていう表現も間違ってるし。

352:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 11:40 hNaIaoR5
>>348-351
原作もろくに読んでない、漫画のふきだし部分の範囲しか会話が
出来ない低脳どもが偉そうなことを言うんじゃない

差別文学は確かに間違ってるが、その後の表現には高い評価を与えてやりたい

353:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 11:45 /mcDJ8jw
じゃあ、なんだ、
現代では、殺人犯の父親が親子関係を否定するのが自然なのか?

どうしようもないな、>>352は。
うっかり書いてしまった>>344より酷い。たっぷり考えてもそれか。




354:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 11:58 hNaIaoR5
>>353
なんだ?ラリってるのか?
昼間っから酒に溺れてるんじゃねーよwww駄目親父www
>現代では、殺人犯の父親が親子関係を否定するのが自然なのか?
どこをどう読んだらそんなレス出来るんだ?
ひょっとして、殺人犯の息子じゃないのか?wwwww
ハハハあんた顔真っ赤だよww

355:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 12:03 Q2pHqmEs
>>344=352だろ。
丑松を「オトマツ」とずっと読んで来てたのがバレて大恥かいてるのに
まだ無駄な抵抗してやがるw
おまえに言われんでも普通の人は
みんな「砂の器」「破戒」ぐらいとっくの昔に読んでるんだよ。

356:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 12:12 hNaIaoR5
>>355
>>344=352だろ。
お前の蒸発して簡素化した脳みそでよく分かったなw褒めてやるw
新潮の破戒読んで見ろよwwwオトマツなんだよ

357:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 12:16 /mcDJ8jw
>>356
> >>>344=352だろ。
> お前の蒸発して簡素化した脳みそでよく分かったなw褒めてやるw

君は馬鹿だけど正直でいいね。


358:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 12:21 hNaIaoR5
>>357
>君は馬鹿だけど正直でいいね。
サンキュー。だが俺がお前をブチ殺さないうちにどっかに消えてくれないか

359:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 12:39 hNaIaoR5
 ストーリー
小説の舞台は、北信濃の封建的色彩が濃く、未だ差別意識の強い旧城下町飯山。被差別部落出身の青年教師・瀬川丑松(うしまつ)は、周囲にそのことを隠して生きていた。
丑松が長野の師範校から飯山に奉職の身となった時、父は一人息子の前途を案じ、被差別部落の子が世に出て身を立てるただ一つの希望、ただ一つの方法を言い聞かせた。

今検索したらウシマツで正しいらしいな
多量の書物を読んでるから何かと勘違いしてしまったらしいね

360:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 13:11 O06SVKhq
和賀英良が三木謙一を殺害した時の胸中は原作ではほとんど書かれていない。
映画でもそこのところが描ききれていない(想像はできるが・・・・・)
現在放映中のテレビドラマはそこのところを上手く描いている。
(中居の演技は臭い、赤井は大根、所詮テレビドラマという意見もあるだろうが)
成功するか否かは別として、原作や映画ではスポイルされていた犯人・和賀英良の
心の変遷を描こうとしている今回のドラマは『砂の器』の穴を埋める試みだと評価できる。

361:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 13:14 hNaIaoR5
元々日曜の9時にやるような内容ではないね
ハンセン病を省いても十分原作の本筋を逸脱することなく伝わると思うがね
原作を忠実に再現したとしても、最近の宿泊拒否騒動で内容変更は回避出来ないと思うがね


362:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 13:20 KQ0MIedE
ハンセン氏病の部分が差し替えられていても主題は変わらないので
映画を観た視聴者は上手く脳内処理して『砂の器』ワールドを再構築しようよ。

363:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 13:30 /KnMXbte
そういえばドラマでは和賀が三木を突き飛ばす時に敬語使ってたな。
「もう秀夫はいないんですよ!!」とか・・・・・
恨みの対象なら「もう秀夫なんかいねぇんだよ!!」という暴言になるはずだが。

364:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 13:37 fQAOsyR3
>>363
三木謙一の人柄に尊敬の念と自分たち親子を救ってくれたことの恩義を感じてるんじゃないか?

365:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 13:53 ENPodrq+
>>364
それだけじゃないと思うが・・・・
映画では三木夫婦に世話を受ける秀夫は終始険しい表情のまま。
三木宅家出の際に血相変えて探し回る謙一を草陰に隠れて見ている秀夫の表情は相変わらず険しい。
しかし泣く。ボロボロ泣いている。まるで父・千代吉と別れた時と同じように泣く。
秀夫を世話するうち実の子供のように愛情を持ち養子に迎えようとした夫婦と同様、
秀夫も三木夫婦を実の親のように慕っていた。しかし自分の素性を知る世間は冷たい。
この村にいる限り迫害を受け続けることになる。だから秀夫は三木夫婦の下を去る。
和賀にとっては三木謙一は父親に等しい存在。

366:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 15:51 jYfK9oEN
本浦千代吉・秀夫親子が宿命を背負っているというのは当然の解釈ですが
私は三木謙一も相当深い業を持っている人であり彼も宿命を背負っていると思います。

三木はただひたすら優しく全ての人を包み込む暖かさがありました。
普通の人はそこまで出来ない。三木は異常な存在なんです。
バイタリティーありすぎなんです。
三木のお節介を受け入れられる人達は彼を聖人君子のように讃えますが、
受け入れられない人には三木のバイタリティー溢れる絡みには恐怖を感じるかも。
三木謙一を尊敬し慕いつつもこの頑固で一方的な押しつけは和賀にとって避けられない
障害と感じたのではないでしょうか。
「自己保身のための怨恨による殺人」というのは法律上の表現であって
殺害の刹那に和賀を支配したのは、三木の凄まじい行動力に対する純粋な恐怖だと思います。
いずれにせよ三木謙一は殺されるべくして殺されたといえます。
三木謙一も業が深く、また彼なりの宿命を背負っていたと言えるんじゃないでしょうか。

367:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 15:54 EZB/hd3Z
>>365
自分の脳内としては、
だからこそ三木の元を去る=実の父親を捨てる(過去を捨てる)に
なるのかなと。



368:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 15:56 EZB/hd3Z
>>366
なるほど。そういう見方もありですな。

369:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 22:02 shVY70G6
どうでもいいけど、
完全に「ハンセン病」という用語がメディアで定着してるのに、
いまだに「ハンセン氏病」って書き込んじゃってるヤシって
相当いい年こいたオヤジなんだろうな。
いや、もしかしたらジイサン?(この板だったら十分ありえるw)


370:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 22:28 Q3/zeC/K
しかし、なあ..........
俺みたいな貧乏人のプーから見ればハンセン病の元患者って羨ましいワ
補助金かナンか知らんけど今ままでに数千万円以上もらって、住やら食やらの
心配もなく蓄えも多く、その上また国から数千万円の支給
もちろん老後の心配は全くない障害者年金
その一方でリストラ、生活苦、などで年に3万人以上の自殺者
ハンセン病に感染したいデ

371:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 22:55 uvsBhHQ9
>>370
今となっては、そういうことも言えるかも
わからないが、昔は悲惨だったぞ。
個室ではなく大部屋でプライバシーはないし、断種手術なども
当然のように行われていた。
少しでも反抗的な態度をとったら、懲罰房に入れられるし。
もちろん、大半の家族は音信不通で、望郷の念にかられながら
無縁仏となって生涯を終えるしかなかったんだぜ。

もっとも、賠償金が出ることになって、急に家族や親類が名乗り
出てきたようだけど。

372:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 10:38 iMP26HJ9
>>369 岡山の慈香園から不自由な手に難儀しながら書込みしています。

373:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 11:10 pkhVgMT+
>>365
秀夫がみせる険しい表情。それを作らせているのはなにか?
それは世間に対する“憎しみ”と反撃しても通用しないための“我慢”
この憎しみと我慢が秀夫の放浪生活を支配している。
夫婦の世話を受ける秀夫の表情は終始険しいままだが、実際はなついていた。
三木夫婦を父母と認め慕い新しい家庭で暮らしたい。
そう思う秀夫だったが彼の胸中に言いしれぬ不安が生じる。
元の家庭はハンセン病の家族という宿業により崩壊している。
三木夫婦と自分の生活もいずれは・・・・・・・・
大好きなおじさんおばさん、いや心ではお父さんお母さんと呼べる二人のもとを去る。
自分を必死に探す謙一に「お父さん」と叫びたいのをグッとこらえ我慢する。
自分に対し再び親子の別れという苦しい道を選ばせた運命を呪い憎んだ。
家出し草むらに潜んだ時の険しい表情を形作ったのは世間に対する憎しみや我慢ではなく
三木夫婦との別れに対する我慢であり、運命に対する憎しみだった。
「一人で生きていかなければならない・・・・すべてを秘密にして」
彼が宿命を感じたのは三木謙一のもとを去るまさにあの時だ。

私はそう解釈しました。  (長文でスマソ)  m(_ _)m

374:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 11:17 QnRNieJT
ところで現在、ハンセン病の発生数は国内で年間どれほどあるのだろうか?
ちょっくら調べてみようか・・・

375:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 11:23 tyr163jX
実の父親以外で唯一「お父さん」と呼べる人を殺したなんて

宿命だな

376:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 11:31 6khLu4jk
なんか三木謙一と秀夫に思い入れのある香具師らが熱弁してるな
映画からそこまで深読みできるとは、想像力旺盛でツネ

377:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 11:38 DnlPPwyj
声をつまらせ演説する丹波哲郎な香具師達が参加している「合同捜査本部会議」はこのスレですか?

378:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 11:41 yJ68qlbB
繰り返し繰り返し・・・

379:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 12:24 3Gl64PDn
三木巡査の女房がいい。饅頭かなんかを買いにいって、千代吉の方を
怖がりながらも、秀夫に微笑みながら出してやる。散発や行水のシーン、
それに3人で食卓を囲みながら、秀夫が遠慮して膳を置くのを、もっと
食べなさいと、ご飯をよそってやる。
これ書きながら涙が出てきた。

380:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 13:13 29mVV93K
駐在ってのは夫婦一緒に活動しなきゃならない。夫婦で営む萬雑貨屋みたいなもん。
三木んとこの奥さんは村に溶け込んで生活している典型的な駐在の奥さん。
三木の奥さんにはライ病患者を抱き起こすような旦那が持っている度胸も行動力もない。
だけど優しいんだよな。ともすればやりすぎともいえる謙一の駐在活動を
愚痴も言わずに支えてる。
もしこの奥さんが生きていれば謙一の暴走(和賀英良に会いに行き千代吉に会わせようとする)
を止めることができたんじゃなかろうか・・・

381:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 13:26 s2twOe+n
映画では和賀英良(秀夫)と三木謙一の人間関係が抜けてて
彼ら二人の間にある宿命が描かれてねぇよな
中居ドラマはそこんとこちゃんと描くんかなぁ

382:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 13:29 n8jZGxdS
「和賀英良としては、じゅんぷうまんぽ…」さえ、なければなぁ

383:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 13:30 r7GBHRmM
奥さんなくした三木謙一は「糸の切れた凧」

384:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 13:31 3iRH3Ec5
奥さんが生きていれば一緒にお伊勢参りに行っただろう。
そうすれば、三木も退屈だから映画に行くなどということもなかったし、
和賀の写真を見ることもなかった。奥さんが死んだことも宿命。

385:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 16:06 3Gl64PDn
「首に縄をつけてでも」と、三木としては千代吉との約束(子供を
責任もってそだてる。時々はあいに行かせる)のことが、ずっと頭を
離れなかったのだろう。それ故にこそ手紙の交流もあった。
三木の直情的な行動は理解したい。殺されても恨んでないのではないか
むしろとんでもない悲劇を生んでしまったことを後悔してるのかも。
そして早世してしまった妻のもとへ、逝けることを喜んでいるのかも。

386:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 18:16 CRW3VZQ7
>>384
おおおおおおおおおお。
そういえばそうだね。
色んな人達の「宿命」ですか。

387:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 21:21 0ywwU0rK
仲がよかったのに,三木夫婦に子供がいなかったのも
後のことを考えると宿命ですね。

388:この子の名無しのお祝いに
04/02/22 01:27 fq+TgUaA
>>382

当時は「じゅんぷうまんぽ」の呼び方が結構使われていたように思う。

西日本新聞という地方紙の「くるま座」というコラムで
「まんぽ」と「まんぱん」のどちらが正しいのかという議論をやっていて、
筆者は「まんぽ」がと正しいと堂々と書いていた。

当時、広辞苑で調べたが読み仮名はついておらず、
学校の先生も「まんぽ」だと言っていた。

現在では「まんぱん」が主流になっているようだが、
オレの中では決着がついていない。




389:この子の名無しのお祝いに
04/02/22 08:00 grf2jkKL
ATOK16では「じゅんぷうまんぽ」と打ち込むと
順風満帆《「じゅんぷうまんぱん」の誤読》と表示される・・・
塾長があれだけ自信もって言い切ってるので私としては「まんぽ」としたい

390:この子の名無しのお祝いに
04/02/22 08:02 dpwstQen
森田健作の台詞の多くで
「それでその男は~ですかぃ」と“か”の後に“い”の音がどうしても聞こえるんだが・・・
台詞下手なのかな。

391:この子の名無しのお祝いに
04/02/22 08:22 rOXAOMvV
テレビで同じ役のやつも下手。

392:この子の名無しのお祝いに
04/02/22 10:53 V3NKQ2Tc
>>389
>>塾長があれだけ自信もって言い切ってるので私としては「まんぽ」としたい

塾長というのは、捜査会議の議長を意味していますか?
それならオレも賛成です。

撮影スタッフや俳優たちも「まんぽではなく、まんぱんです」と
ツッコミをいれたのであれば、「まんぱん」になっているはず。

当時、「まんぽ」が広く使われていたことの証だと思う。

ただ、「まんぽ」か「まんぱん」かで議論があったかもしれないが・・


393:この子の名無しのお祝いに
04/02/22 11:03 V3NKQ2Tc
失礼。
392 = 388 でした。 


394:この子の名無しのお祝いに
04/02/22 11:07 dOLzTC8G
内藤武敏を「塾長」というのは、多分昔の森田健作ドラマ『おこれ!男だ』
を見ていたオサーンだと思われ。

395:392=388
04/02/22 12:17 V3NKQ2Tc
>>394

なるほど、情報感謝です。

396:この子の名無しのお祝いに
04/02/22 15:24 yUMbY7Pc
子役の子は冬の放浪シーンで素足にわらじで
あまりにも寒くて泣いたそうだ。(アサヒ芸能より)

397:この子の名無しのお祝いに
04/02/22 17:50 93W/gBsf
そうかあの険しい表情は宿命に対する我慢や恨みからではなく
「こんなツライ仕事だなんて聞いてなかったよ・・・・グスン」という
繰り返し繰り返し・・・行われる撮影を強要する監督や演出に対する我慢と恨みだったんですねぃ。
当時、この子役がどのような思いで撮影に参加していたかは今となっては想像するよりほかありません。
児童虐待の動かし難い証拠物件Aとして『砂の器』の映像を提出しますら。

398:389
04/02/22 18:02 Ux4fimrK
>>392
>>394
ちっ!! オサーンだとバレちまったか・・・こんなことで足がつくとはな。
そういうも>>394も14分間という短い時間で即答しているところをみると
俺と同じオサーンの二ホヒがするぜ。フケ&鼻糞入りスープにこみ上げた経験有りだろ。

399:この子の名無しのお祝いに
04/02/22 21:08 fuCB52ym
TV実況
映画では血液型
TVではDNA
時代の違い

400:この子の名無しのお祝いに
04/02/22 21:33 C0PI7Ykc
超音波殺人はまだ?

401:この子の名無しのお祝いに
04/02/22 21:40 tZ1vwlDS
>>399
血液型判定だけでは科学的根拠に欠ける。
この点では、2004年版>>・・・>>原作

402:この子の名無しのお祝いに
04/02/22 22:07 fQOtgS/5
>>400
そんなにSFチックな方法で殺られたいのか?じゃあ望み通り毒電波で殺してやる。
えいっ!! シュビビビビビビビビビビビーーーーーーーーーーー!!ι(+_+)y

403:この子の名無しのお祝いに
04/02/22 23:12 dOLzTC8G
>>402
君、みんなの迷惑になるじゃないか。

404:402
04/02/22 23:55 4KsuSWSw
ゴメン・・・・ウルトラの星・光の国に帰るよ、ジュワッチ!!

405:この子の名無しのお祝いに
04/02/23 11:24 FdbbGdNy
ガルシアさん更新age
URLリンク(www3.plala.or.jp)

406:この子の名無しのお祝いに
04/02/23 13:13 VrVyZODp
橋本忍はTV版は見たり見なかったといってた

407:この子の名無しのお祝いに
04/02/23 20:14 TzFL7x+I
三木はいい人だからきっと、伊勢参りでも「千代吉と秀夫が会えますように」と
祈ったと思うんだよね。
そのあと映画館で秀夫の写真を見つけて、運命的なものを感じて矢も盾もたまらず
上京したんだろうなあ。


408:この子の名無しのお祝いに
04/02/23 21:04 5dIEcN9j
今映画見終わった。
私も泣いたな。
原作読んだ時は淡々と読み終わってしまったのは、やっぱりハンセン病というのが
わかっていないからだったんだと思う。

島田陽子と元大臣は、この間までずっとハマッていた「田宮版の白い巨塔」にもいた。

409:この子の名無しのお祝いに
04/02/23 21:14 5dIEcN9j
丹波さん、個人的にはとても良かった。
あんな素晴らしい演技するなんて感激したもん。
これまで丹波さんといえば、Gメンかキーハンター、あとは霊界しか知らなかったので・・・。

410:この子の名無しのお祝いに
04/02/23 22:53 VrVyZODp
和賀の母親が一番悪い!
旦那だけでなく子供まで見捨てた鬼畜母。


411: ◆7DGYpoNXkw
04/02/23 23:15 rA7lseUl
最近DVD買った。

PS2で見た(縦に潰れてたが)。

後半で泣いた。

TVで見たときはなぜ泣けなかったんで?

>>410
いつまでたっても理由がわからんのはそこだ。
千代吉の病気だけなら秀夫を連れて行けばいいと思うのに。
遺伝したと思われてたのだろうか。

それを言うなら諸悪の根源は非人道的な隔離政策でしょうに。
って「卵ニワトリ論争」のようなことを言ってどうする。

412:この子の名無しのお祝いに
04/02/23 23:21 PD6roUgH
>411
当時は「らい病」は伝染病かつ遺伝病だと考えられていた(むろん誤り)。
和賀が親が「らい」だと隠したのはそのため。

413:この子の名無しのお祝いに
04/02/23 23:28 QuU+6s+a
>>408
いや、原作はハンセン病云々の感動モノではなく一応社会派ミステリーだから。
淡々と読み終えて正解。むしろ超音波で_| ̄|○

414:この子の名無しのお祝いに
04/02/23 23:35 kxNrci8w
>>411
>いつまでたっても理由がわからんのはそこだ。
 千代吉の病気だけなら秀夫を連れて行けばいいと思うのに。
 遺伝したと思われてたのだろうか。

本浦家にとって、秀夫は長男で跡取り。母親は単なる嫁。嫁は縁を切られれば
それまで。嫁ぎ先の跡取り息子を連れて出て行くなんてのは、戦後の新民法の
発想。……ということでは?

415: ◆7DGYpoNXkw
04/02/23 23:44 rA7lseUl
>>414
あ、そういう解釈もあり、か。
アリガトサン。

416:この子の名無しのお祝いに
04/02/23 23:52 jgvy/Jgb
母親の件に関しては、それ以外にないです。

417:この子の名無しのお祝いに
04/02/23 23:56 5dIEcN9j
>>413
かもねぇ。
にしても、映画は映画でよかったなー。
せつなくて泣いた。

418:そんなヒト知らねえっ
04/02/24 00:40 ZicuCClY
山田洋次&橋本忍(八年後幻の湖でブッ飛ぶ)の脚本に
拠るところが大きいですね。
原作では数行で済まされていた親子の放浪をあそこまで
イメージを膨らませ,死んだはずの千代吉を登場(慟哭!)
させたこと。それと電子音楽をオーケストラにしたことも。
中居版にしろ後のテレビ版はこの脚本がベースになってます
ね。特に今回の音楽なんかモロ盗作ッて感じ。

419:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 01:05 SctfUZyZ
>408
千代吉の加藤嘉も出てたよ。田宮版の白い巨塔。
自分は加藤嘉の千代吉見たさにDVDを買いました

420:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 01:25 0iolEALG
>>419
もしかして大河内教授とか?

421:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 02:42 cphwdMBS
ヌー速のアイスタースレで、
「砂の器って、ドラマじゃない方はハンセン病を扱ってるんだって
 テレビじゃちがうんだって。最近知った」
みたいな書き込みを見て鬱。そんなことも知(ry

422:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 03:11 SctfUZyZ
>420
大当たり。今の大河内教授もいいけど
田宮版の加藤嘉演じる大河内はまさに原作から
抜け出したようなハマリっぷりでした。

砂の器、自分は号泣はしませんでしたが
繰り返し繰り返し見てはしみじみと少しだけ泣いてます。
英夫が三木を殺してしまった複雑な動機や
それぞれの宿命が、台詞の説明じゃなく伝わるのがいい。
前のほうで、橋本忍が人形浄瑠璃に例えた話が
ありましたが、なるほどと思いました。

423:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 10:09 aAMU3Pq6
>410, 411
412の言うとおり。
実際、親の片方とその子供が発病することが多かったために
そんな誤解が出たんだけれどね。
ライ菌は感染力は非常に弱いけれど、
「ライ菌への感染しやすさ」には遺伝的要因がからんでるし、
環境的にも免疫力の弱い子供がハンセン病の親といることで
より発病の可能性が高くなる。

あと、ハンセン病は業病と考えられていて
「そんな病気にかかるのは、本人(前世を含む)や先祖の
悪業の報いだ」みたいな偏見を持っている人間が
昔は結構多かったからね。

424:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 14:28 mBc5hbCD
本当にハンセン病患者の不当な差別を訴えたいんなら、
この映画が一番解りやすいと思うんだよな。
ただ封印するだけでは、当時を知らない若い人達は
「ナンだかよくわかんないけど差別は良くない。」で終わるだけ。
まあ当時を再現つったら金と手間がかかってしょうがないんだろうけど。

425:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 19:07 PskqXnlF
大昔の話で恐縮だが・・・

オレは大学で映画研究会に入っていた。、
後輩の家にサークルの皆と遊びに行ったときに、
そいつの部屋に月刊誌「シナリオ」があって、
特集が「砂の器」だった。

手にとって読み進める内に涙が止まらなくなって、
周囲の後輩たちから「どうしたんですか?どうしたんですか?」と
心配される羽目になってしまった。

とりあえず、人前で本(シナリオだけど)を読んで
号泣したのはこれ1回だけだ。

シナリオだから、脳内でシーンの再現がスムーズなんだよね。
あれには参った。
それにしても、すごい脚本だった。

426:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 19:31 67H57/VB
>>425
『幻の湖』の脚本はどうですか?

427:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 19:44 PskqXnlF
>>426

残念ながら読んでおりません。
映画も見逃してしまいました。

当時、劇場で予告篇を見た限りでは大作という感じだったので、
期待していたのですが、気づかないうちに
上映打ち切りになってましたね。

砂の器ファンならば、初日に見るべきだったのでしょうか?
ただ、予告篇そのものは印象に残っているんですが、
何の映画なのかはさっぱりわかりませんでした。
ただ、走っているだけ・・・

428:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 20:13 cphwdMBS
>>427
砂の器ファンなら正視するのは残酷かも<幻の湖
そして、見終わっても何の映画かサッパリです。
橋本がいい笑い者(というかカルトな人気を集めた?)になった作品です。

429:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 20:22 QpAyX35O
ハンセン病映画は「砂の器」が日本映画史上の決定版、
と思いこんでいるヤシが多いようだが、
おまいらそもそも、戦前、『キネマ旬報』でベスト1に選出されて
興行的にも大ヒットした「小島の春」(豊田四郎監督)を知らんのか?


430:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 20:34 rxfNXGfP
>>429
「小島の春」は、善意から結果的に強制隔離を礼賛した映画だとして、扱い
が微妙な作品だからなあ・・・。
この映画では、隔離された方がみんなが幸せになれる、という思想が貫かれているし、
そうやって親族の別れで泣かせる、という仕掛けになっている。

思想に目をつぶれば、映画としては傑作だけど、正直、注釈抜きで観るには
危険な映画だよね。何も知らない人がこれを観たら、勘違いしちゃうよ。

431:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 20:40 67H57/VB
豊田の『小島の春』は映画としては優れているけど、
強制隔離を美化しているところがあると批判されてるじゃん。
『砂の器』で事前に団体に意見聞いているのはその失敗があったからだよ。
西原儀一が単身乗り込んで撮ったドキュメンタリーはどうなんだろう。観たことないんだが。

432:431
04/02/24 20:41 67H57/VB
>>430
ケコンしてください。

433:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 20:44 QpAyX35O
>>430
「砂の器」の三木も徹底的に善意から隔離を勧めたわけだが。
そんでもってまさに
>親族の別れで泣かせる、という仕掛けになっている。
わけだが。

・・・物語の構造そのものは同じじゃん!

434:431
04/02/24 20:49 67H57/VB
違うよ。一登場人物の意見と映画全体の考えは。
君、ダメダメだね。それは>>429を読んだだけで分かるが。


435:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 22:16 PskqXnlF
2ちゃんねるに限らず、ネットをやっていて思うのだが・・・

これだけの知識・分析力・表現力を持った人間が
沢山いるのに・・・
すごい人達が世の中には沢山いるのに・・・

何故、この国は良くならないんだ???
不思議だ・・・

スレ違いですまん。

436:この子の名無しのお祝いに
04/02/25 00:21 n7rbTfGP
2chで聞けば分からぬことはない

437:この子の名無しのお祝いに
04/02/25 00:25 EVHfzN8V
答える人にもよるけどね。
PC関係だと、中途半端に知識をかじった人ほどしゃしゃり出てきて
これまた高圧的だしねぇ。
ああいう板は、社会的に不必要とされてる無職者が集まっている
場所というのもあるけど。

438:この子の名無しのお祝いに
04/02/25 01:20 rlQlV6P1
>>402-403
吹いてしまった


439: ◆7DGYpoNXkw
04/02/25 06:18 uXlxMY94
「隔離されたらみんなが幸せになる」って本気で思ってる連中の脳の構造が知りたい。

>>435
民度が低いから。

440:この子の名無しのお祝いに
04/02/25 08:01 tSzxEDCt
DiscStationではここんとこDVD邦画売上ランキング1位だね。
職場近くの大手レンタル店では数本ある本作が常時貸出中。
テレビ版→先が知りたくて映画レンタル→感動してDVD購入_ とい
う流れなんだろうか?
DVDは特典をもう少し充実して欲しかったな。 出演者も殆どご健在
なんだしインタビュー等入れて欲しかった。 邦画の場合、古い作品
だとなかなか難しいのかな・・


441:この子の名無しのお祝いに
04/02/25 10:42 /Ol+5BOq
大岡越前以外、天城越えの医者役くらいだな。
マゲしてない加藤剛見たのは。
新鮮だった。

442:この子の名無しのお祝いに
04/02/25 12:21 N5nfWGnG
>441
「影の車」見てない?
あれもいいよ、メガネが新鮮。

443:この子の名無しのお祝いに
04/02/25 12:30 f4YAsXEd
加藤剛の少年期(本浦秀夫)を演じた子役はえがったぁ。
子役の少年が成長したら加藤剛になると観客に信じ込ませるくらい似ていた。
もしアメリカのミッシングチルドレン(行方不明児童)捜索団体に秀夫役の子役の写真を資料として提出手渡したら
経年変化考慮の手配写真は加藤剛になるんだろうね。

千代吉が今西刑事から指し示された写真を手にするシーン。
写真の青年に息子の面影を読み取る。叫び声をあげ悶絶する千代吉。
もし子役と加藤剛が似てなかったら興ざめしただろうな。

本浦千代吉役は企画当初から加藤嘉と決まっていたが
子役は加藤剛似の子を探して結果抜擢したのだろうか?
それとも子役に似てたから加藤剛を抜擢したのかなぁ。

444:この子の名無しのお祝いに
04/02/25 12:35 f4YAsXEd
DVD特典の『砂の器』紀行に出ていたマキノさんはマキノ監督の関係の人なんでせうか?


445:アマデウス大阪
04/02/25 16:13 k7ltqxq9
このドラマにハンセン氏病は必要ないであろう

原作を読んでもそれほど重要な要素だとは思えなかった

必要論者は大方、日曜日に自分より不幸な者の話でも見て優越感を得て

次のかったるい月曜日にテンションを上げたいという魂胆であろう

それにしてもこのドラマの人間模様の浅薄さはいかがなものであろうか

まあ刹那主義、電子レンジでチンの世代と揶揄される昨今の若者には丁度良いのであろう

446:この子の名無しのお祝いに
04/02/25 17:11 PdaqVx5h
想像上の状況証拠のみで犯人を断定する刑事には、
驚嘆を禁じ得ない。どう見ても冤罪度 は高い。

447:ミナツキ サヤ ◆SAYAC2HJWE
04/02/25 17:56 FuOhv1GI
ぱんちら

448:この子の名無しのお祝いに
04/02/25 19:01 +EozvhbU
DVDに日本語字幕入れてください。耳の不自由な人の為。

449:この子の名無しのお祝いに
04/02/25 19:23 rbe+wDx3
>>443
あの子役はあばれはっちゃくにしか見えなかったが。

450:この子の名無しのお祝いに
04/02/25 19:38 HPVS6bqA
>>443の書いてることがよくわからない。
子役君の名演技は認めるが、似てるかあ!?加藤剛に。
別に似てないと思うぞ。
加藤剛は現代日本芸能史に残る超ハンサム(←敢えてこの言葉を使用)
幼少の頃からさぞや端整な顔立ちだったろう。
あの子役君はブサではないが、いわゆる美少年というのでもないぞ。
今頃大人になっているだろうが、加藤剛には全然似ていないはず。
そう思ってるから、傷のことをこのスレで知るまでは
なんで三木が、全然違う顔の大人のサングラス写真を一目見て
秀夫と見抜くのか、説得力ないんじゃないかなと思ってた。

でも、基本的には似てない子役君を、和賀英良という人物に
見事に重ねて感じさせてしまう映像の力は確かに感じる。

451:この子の名無しのお祝いに
04/02/25 21:03 N/QazLHc
>>446
凶器の指紋が一致しました。


452:この子の名無しのお祝いに
04/02/25 23:02 yOxC8tXb
板違いでスマソが
テレビドラマの今西役・渡辺謙がハリウッドの『バットマン5』に悪の親玉役で出演がケテーイしたそうな。
やっと謙さんも刑事役の呪縛から離れられるね。
もしかしたら謙さんの刑事姿は『砂の器』で最後になるかも。
そういへば丹波も国際的スター(日本人談)だたな

453:この子の名無しのお祝いに
04/02/26 00:39 1LlcNYiU
>>450
あの子役、眉が一直線なところ、目と眉の間が狭いところ、
鼻の下が長いところとかは加藤剛とよく似てるよ。
鼻や輪郭は似てないけど、まあこれは子どもの顔のパーツの中では
印象に残りにくい部分だから・・・
そっくりとは言わないけど、全然違う顔とも思わないな。
親戚程度には似てるんでない?

454:この子の名無しのお祝いに
04/02/26 00:55 k/p+MdUP
>>452
これまたスレ違いで申し訳ないんだが、ナベケンってそんなに刑事役やってたっけ?
時代劇のイメージのほうが強いけど・・・。

455:この子の名無しのお祝いに
04/02/26 02:31 lhIDvfG1
火サスで刑事役やってた。
外国のミステリーが原作で、確か「わが街」だったような。
原作は「87分署」だったかな。
間違ってたらごめんね。

456:この子の名無しのお祝いに
04/02/26 06:33 rru8zBqQ
URLリンク(www.nhk-ed.co.jp)
URLリンク(www.hbf.or.jp)


457:この子の名無しのお祝いに
04/02/26 15:59 Mt+z0vx5
昔の「砂の器」に本作の子役について触れられていたのを思いだし、過去
ログを漁ってみた。
スレが生きてた頃はリンク先に居たようだが(何故か写真は非掲載)、今
はもういらっしゃらないようで。


47 名前: 名無シネマ@上映中 投稿日: 02/07/23 09:25 ID:9p5X/r8h
いろいろ調べましたら意外な結果となりました。
あの子役、春田和秀は現在、黄寧(Wong Ning)
と言う名前で脚本家として活躍中らしい。
URLリンク(www.wildthing.co.jp)


また川又昂のインタビューより子役発掘のエピソード。

Q もし17年前だったら主演も加藤剛さんじゃなかったでしょうし、役者
 さんもみんな違っていたでしょうね。

 そうでしょうね。あの子役の子もよかったけど。

Q 主人公の子供時代の。

 ええ。もう、オーディションやっててもなかなか見つからなくてね。三日
 目に、「今日も子役見つからないなあ」って腰を持ち上げた時にお母さん
 と二人でばたば たばたってやって来てね。人間の運なんてわからないも
 のだね。あのとき五分でも 遅くやって来たら、監督や僕なんかみんな帰
 っちゃってたからね。

458:この子の名無しのお祝いに
04/02/26 23:16 /7dilZCU
名古屋市内で砂の器のdvdが売っている所を教えて!

459:この子の名無しのお祝いに
04/02/27 01:35 cIZTLQd4
>>458
ネットショップの話でスマソが私はアーマーゾーン!!.comで注文。CD2枚と一緒に手に入れたよ。
でもCD2枚とも内容まったく同じでやんの!!(○`ε´○)ぶーっ
今なら上位にランキングされたDVDが20%offになってる。「砂の器」も20%off!!(のはず)

460: ◆7DGYpoNXkw
04/02/27 06:17 790hbSLE
>>459
オリジナル版と復刻版だったりして。

461:この子の名無しのお祝いに
04/02/27 06:56 Peqo1WNi
加藤嘉は当時36歳には見えないジジイぶりだ

462:この子の名無しのお祝いに
04/02/27 11:21 eyiUyCL+
>>461
千代吉が故郷を旅立つ時が36歳と記憶しているが、あの時俳優加藤嘉も
36歳?

463:この子の名無しのお祝いに
04/02/27 21:54 01oJU6Ee
>>461
バカこくでねぇ
あの爺様がワシ(39歳)より若かろうはずがなかっぺ!!
老けるにもほどがあるってもんだ
まぁ痛飲した翌日、目を覚ました二日酔いのワシは療養所の本浦千代吉状態だが

464:この子の名無しのお祝いに
04/02/27 23:26 S5G6Jm3z

加藤 嘉   本名 ・加藤 嘉(かとう ただし)

  生年月日 1913年(大正2)1月12日・東京都
  没年月日 1988年(昭和63)3月1日(享年75歳)

  砂の器は1974年の作品だから、当時60歳くらいだね 


465:この子の名無しのお祝いに
04/02/28 02:56 u1xpXqx0
もっと長生きして欲しかったよなぁ・・・ザンネン

466:この子の名無しのお祝いに
04/02/28 03:05 lPSiRt0F
つーか、「八つ墓村」のゲロ吐き悶絶死ジジイの時、
まだ64歳だったつーのも驚きだが。

467:この子の名無しのお祝いに
04/02/28 10:43 g8ZQ72jI
映画を観た後に原作を読んだ。
映画を観ていなかったら、読んだ後に叩き付けていたに違いない。
映画は脚本と加藤嘉に尽きる。
「獅子の時代」も良かったなあ・・・(´・ω・`)


468:この子の名無しのお祝いに
04/02/28 19:04 W6Qso6Ic
TV版見ると松雪がうざくてしょうがない。
恋愛ドラマにしたいのか?と思うくらい。
現代で親子の縁を断たねばならないば理由はオウムしか
思い浮かない。

469:この子の名無しのお祝いに
04/02/28 19:06 kyml5M9T
『砂の器』は新聞小説だからダラダラと冗長気味に話が進む。

当時は鉄道を使った国内旅行が盛り上がりを見せ始めた時代。
『点と線』で鉄道を使った推理小説を書いた清張に新聞社が執筆を依頼。
読者に鉄道旅行気分を味わってもらうために主人公を西へ東へ捜査の旅に。
映画の中でも丹波が言ってます「いい旅をさせてもらった」と。

でも新聞社の要求=読者の欲望に応えたこの出張捜査という形が映画化の際に生きてくる。
観客は今西の手探り出張捜査で「気分はもう放浪」になり、本浦親子の放浪にすんなり感情移入ができた。
映画『砂の器』の評価の半分は「美しい日本を見せてくれてありがとう」だ。

470:この子の名無しのお祝いに
04/02/29 00:23 tFcOvijQ
>>468
●三木宅出奔の際、秀夫は一人で生きていくことを決意。そのためには心冷たくあらねば・・・
●ピアニストとして成り上がるまで「冷たくあれ」を実践。三木殺害後も冷たさを保とうとする。
●目撃者(松雪)を殺害しようとするも自殺しかけた彼女に自分の境遇を重ね結果助けてしまう。
●自分の中に暖かさが存在することに気づき怯える和賀。

原作も映画も主人公は今西。宿命に翻弄される犯人の胸中を充分描けなかった。
テレビは登場人物をじっくり描くのに適した媒体。主人公を和賀に設定し冒頭で事件発生を見せた。
連続テレビドラマは推理だけではそっぽ向かれます。だから恋愛ドラマ風にしたんですね。
映画では和賀が単なる成り上がり者として描かれ、逮捕を恐れるという単純なものだった。
テレビではせっかくの連ドラなんだから和賀の心の揺れ動きを描きたいよね。
松雪さんは和賀の心の揺れ動きを引き出し、ドラマに厚みを持たせる重要な役です。
冷たい自分だからこそ三木殺害に及んでも冷静でいられた。
“暖かい自分”に恐れおののく・・・・・これが原作&映画にないドラマの肝の部分だ。

471:この子の名無しのお祝いに
04/02/29 03:44 QlV3rsf8
゛暖かい自分”に恐れおののく和賀はいらん気がするがどうでしょう。

472:この子の名無しのお祝いに
04/02/29 06:04 QFWfsHwr
三木の家を出てから一人で放浪するシーンも追加して
ほしかった。さすがに子供が島根から大阪へ
行くのは厳しすぎる。

473:この子の名無しのお祝いに
04/02/29 12:57 6FIBVVNE
>470
映画の和賀はそんな単純な描かれ方はしていないよ。
彼自身の視点で直接心情を覗かせることはなかったけど
だからこそいろいろなものを想像させる。
テレビの連続ドラマでは、そういった行間読みをやるのは
媒体として難しいので、別の見せ方をしてるんだろうけど。

474:この子の名無しのお祝いに
04/02/29 20:48 SlXXTfe5
緒方が「ひでおひでお~」ってよっぽど必死なんだろな。
だって子供預かったのに、逃げられてしまいました、じゃ千代吉に合わせる顔がないし。
周りの人間からいい人で思われてるのに、「あの人預かり子が逃げ出すくらい家庭内がひどいらしいよ」とか言われたくないし。

とどーしても思っちゃうんだな~。
なーんか「ひでお~」の叫び声が子供を探してるというより、無くした財布を必死になって探し回ってるような感じだったからかな。

475:この子の名無しのお祝いに
04/02/29 22:35 SlXXTfe5
脇役がやたら豪華だっただろ。
劇場で見てたとき、渥美清が出てきたときに劇場がどよめいたぞ。
あれは確かに当時びっくりした。

476:この子の名無しのお祝いに
04/02/29 22:49 VgZPRqAh
↑ それを言っちゃあおしめぇよ

477:この子の名無しのお祝いに
04/03/01 00:33 n3TJ5a1N
過去に二度劇場で見てるけど、いずれも渥美が登場するやいなや館内からどっと
笑いが起こった。

478:この子の名無しのお祝いに
04/03/01 00:34 n3TJ5a1N
過去に二度劇場で見てるけど、いずれも渥美が登場するやいなや館内からどっと
笑いが起こった。

479:この子の名無しのお祝いに
04/03/01 01:43 l3WkTyU7
>>474
ええーっ
自分は映画で一番印象的だったのは、緒形拳のいい人ぶりだったけどなあ
秀夫を探し回ってるシーンで涙ボロボロ 秀夫が三木を見て泣くのにもボロボロ

療養所に行く途中、駐在所の前で千代吉を抱えて起こすだけでもすごいよ。
あの時代、ハンセン病は不治の伝染病と思われていたんだから・・・

480:この子の名無しのお祝いに
04/03/01 03:12 0U+mWmAn
ドラマ版では、本浦千代吉は誰もが知ってる悪人らしいね・・・。

481:この子の名無しのお祝いに
04/03/01 09:52 Qw/A26zi
そういえば昨日の「砂の器」が終わったあと、番宣で緒形拳が出てきたね。
しかも警察官役・・・ねらってやった?
映画から30年たって、劇中の老けメイクと同じ顔になったね。

482:この子の名無しのお祝いに
04/03/01 11:05 RLsvSF9+
>>480
予告見た限りでは、どっかの村落で話をするのもいやがられるほどの
大悪人になってることを見れば……

 ひょっとして八ツ墓村級の悪人なのか?


どっちにしても父親が犯罪者の和賀だと、
殺人の動機がよりエゴイスティックになるね。

483:この子の名無しのお祝いに
04/03/01 12:11 tNEh36OV
ドラマでは殺人ではなく過失致死になっております。

484:この子の名無しのお祝いに
04/03/01 13:19 kZyjy2sG
>>483
あんなに絶叫しながら何度も石で殴ってたのに、過失致死?

485:この子の名無しのお祝いに
04/03/02 01:21 fJZ21C4f
ところが和賀にとってはこの三木謙一は会いたくない
ぜぇーったいに!!!会いたくない人物であります。

そこまで絶対に会いたくないことはないと思うが・・・

486:この子の名無しのお祝いに
04/03/02 06:46 ZaK8Zbx4
>>484
ここだけの話ですが・・・実は和賀(中居)に石で顔面メッタ打ちにされた三木(赤井)は生きていたのです。
ボクサー崩れの赤井のことですから顔面ジャブ・ジャブ・ストレート攻撃なんかには慣れっこだったのです。
しかも試合でのケガ(頭部損傷・脳味噌破壊)で生死を彷徨いながらも無事生還したというミラクルボーイでもあります。
和賀が立ち去った後、ムクリと立ち上がった赤井三木は顔面から血を吹き出しながらも
「こんままでは秀夫が殺人犯になってしまう・・・・・俺が自分にとどめをさせば、過失致死に・・・もって・・いけるは・・・ず」
と自らにとどめをさすため繰り返し繰り返し・・・自分の顔面を・・・殴打したのであります。(←丹波今西調)

487:この子の名無しのお祝いに
04/03/02 09:48 tv4UVC2u
早朝からよくこんなくだらないことかけるなw

488:この子の名無しのお祝いに
04/03/02 10:22 Rf8fkYcv
今日の「生活ほっとモーニング」(NHK)は,涙の話だったんだけど,「砂の器」が
単純に「泣くための映画」扱いされてたのがいやだった。


489:この子の名無しのお祝いに
04/03/02 17:49 YRZiMlY1
いつからドラマの話になったんだよ、ここは映画板。
487はちょっといぢわるだぞ。

490:この子の名無しのお祝いに
04/03/02 18:28 SoHo80qE
最初にこの映画のビデオパッケージ見たとき
親子で放浪する犯罪者の物語かな?と思ってた。


491:この子の名無しのお祝いに
04/03/02 19:02 ekB6pZDQ
アマゾンでサントラ2種類出てたので買ったら、どっちも同じ内容でしたil||li_| ̄|○il||li

492:この子の名無しのお祝いに
04/03/02 22:40 R5dw535y
>>491
あんたも買っちまったのか・・・・・
現在ネット上では3種類のサントラが流通している。
俺は同一内容の復刻版が存在するのはわかってたから、他のショップを覗いて確かめたのよ。
で安心してアマゾンの「二枚合わせて購入」のボタンをクリックして購入した。
実はアマゾン以外(セブンイレブン)で調べたショップの内容表記に誤りがあったのだ。
まんまと騙されて同一内容のものを購入した。
アマゾン側には二度とこのような被害者を出さないように抗議したんだが無視されたのね。
アマゾン側の言い訳は「機械的に自動的にサイトの表記はなされるのでしかたがない」だった。
自分のところのサイト管理もできん地雷だらけのサイトだなアマゾンは。
まぁ一番便利だからこれからも利用はするが。

493:この子の名無しのお祝いに
04/03/03 00:18 2eT63yBz
みなさま熱い書き込みごくろさま('◇')ゞ
ドラマ版をみててなんとなく「宿命」に
違和感覚えて検索して例の病気のこと
知りました・゚・(ノД`)・゚・。エグエグ・・・

あのドラマ設定変えるんじゃ意味ないよ~~
皆さまの熱いカキコに後押しされ
あまぞ~~んでDVD予約~
早く届かないかな~~

494:この子の名無しのお祝いに
04/03/03 01:09 7yfvMzRM
その昔、ドラクエ5のパッケージを見て「砂の器」を思い出したのは俺ぐらいか。
てっきりあの父子は村を追われて放浪してると思い込んでた。
リメイク版の宣伝を見て思い出したよ。

495:この子の名無しのお祝いに
04/03/03 03:02 Tr3+GQSg
おらぁ、そんな人、シラネーーーッ!!!!!!

496: ◆7DGYpoNXkw
04/03/03 07:18 lOouuCfQ
復刻版の定価。
「砂の器」オリジナルサウンドトラック=2000円
ピアノと管弦楽のための組曲「宿命」=1470円

「宿命」で、砂の器を作って遊んでいた場面のBGMの後に流れる(ピアノソロ直後)
オドロオドロしい曲は本編で使われていないようだけど、どこで使われてんの?

>>492
まったく。
復刻版のほうには「復刻!邦画名作選」シリーズと頭につけれよと言いたい。

497:この子の名無しのお祝いに
04/03/03 07:33 cCcIfhIe
走る。あぜ道を、線路を、涙を拭きながらただひたすらに走る少年。
汽車を待つ三木巡査。ふと線路を見ると誰か人の気配が・・・。

そこでズームアップ!

もうこのシーンでスクリーンが霞んでしまって、親子が抱き合うシーンが途切れ途切れに見えるほど泣いたの覚えてるよ。

498:この子の名無しのお祝いに
04/03/03 07:34 GnOWcANb
岡山の療養所で車椅子に乗せられた千代吉と看護婦がやってくるところ
(障子に二人の影が映るシーン)は、ある意味オカルトチックである。

499:この子の名無しのお祝いに
04/03/03 07:46 n1RuG+CL
題名にはどういう意味が?

500:この子の名無しのお祝いに
04/03/03 07:46 cCcIfhIe
実は映画もそこかしこに部落差別を絡めてたりします。
和賀が丁稚した大阪新世界。
進学した京都烏丸高校(架空の学校ですが烏丸に注目)。
両方とも最大級の被差別部落のすぐそばに位置します。

過去にひどい差別を受け、更にこういった環境で差別を目の当たりにしてきた秀夫が学んだことは
「差別は絶対になくならない」といった負の成果だったのかもしれませんね。
彼が出自がばれるのを恐れたのは、こういう理屈が働いたのかも。

その為に実の父を見捨て、里親を殺してしまった葛藤が「宿命」を書かせたのだと解釈しました。



501:この子の名無しのお祝いに
04/03/03 07:47 n1RuG+CL
500もいただきます。ハンセン病を考えさせる映画。

502:501
04/03/03 07:48 n1RuG+CL
すいません、失敗しました。

503:この子の名無しのお祝いに
04/03/03 09:39 othbRqMl
>>499
中に何か入れていたとしても、一瞬であっけなく跡形もなく壊れてしまう器、ってことじゃないかな?

>>500
差別されている人は他の差別されている人に寛容だったりするから、
集まる傾向があるんだよね。戦前に来た在日とか。でスラムが形成される。
昔は保証人がいないと"ふつー"のところには住めないもんだし。


504:499
04/03/03 10:17 069onvhh
>>503
なるほど、ありがとうございました。

505:この子の名無しのお祝いに
04/03/03 13:18 5z7u2hdQ
>>497 自分もそこで鳥肌立ったなぁ~。 > そこでズームアップ!
その後、千代吉~秀夫~迫りくる汽車~三木涙_のところでかかる音楽が「宿命」の
好きな部分なんで一気に涙・・

「砂の器」関連CDだと、菅原洋一の歌入り「宿命」とドラマのナレーションが入った
ものもあったよね。

506:この子の名無しのお祝いに
04/03/03 13:30 5yycwT4G
>>496
おどろおどろしい曲って三木謙一の死体が発見されてからの
蒲田操車場のくだりで流れてなかった?

507:この子の名無しのお祝いに
04/03/03 19:05 9CSI8d9G
CDに納められている曲目が映画本編のどの部分で流れているかは
『復刻邦画名作選(カルチュア・パブリッシャーズ盤)宿命』型番VOLCANO CPC8-3042
ジャケット裏で小林淳氏が詳しく解説している。

508:この子の名無しのお祝いに
04/03/03 23:37 mvQ/kOsc
ラスト近く、楽屋で和賀たちが和やかに談笑するシーンがあるが、
あそこはまだ笑顔を見せない方がいいんじゃないかと思った。
しかしあの加藤剛の笑顔は犯罪的に爽やかだよなあ…。

509: ◆7DGYpoNXkw
04/03/04 09:35 /DPQIfbb
>>506-507
いや、本編で聞いたことのないような部分が出てくるんで…(PART 1にて)。

510:この子の名無しのお祝いに
04/03/04 18:35 9Rms4tq3
親子で飯食っているシーンって何を言っているのか
気になる。

511:この子の名無しのお祝いに
04/03/05 02:46 qLvpng3l
長年の疑問ですが、「そんな人、知らね」ですか「知らんねん」ですか?


512::この子の名無しのお祝いに
04/03/05 02:51 BiraPWSF
「そんな人、知らね」でショ。

513:この子の名無しのお祝いに
04/03/05 02:56 qLvpng3l
>>425
14年前のシナリオ段階では確か(昔キネ旬に載ってたはず)
「それで、本浦千代吉は和賀をはっきり秀雄だと認めたのだね」の後で今西
「いや、知らない人だと言いました」の一言が入る。これ没にしてくれて
本当によかった。あと、逮捕に向かう所で今西が吉村に「別れ際に千代吉に
『お宅の息子さんによく似た音楽家の音楽会が今度テレビでありますよ』っ
て教えといてやった。千代吉は今頃、うれしさの余り死んじまっているよ」
とかいうとんでもない台詞もあった。これも、没になって本当によかった。

514:この子の名無しのお祝いに
04/03/05 04:23 F+/A2Ihv
>>513
前半はともかく後半は本当に没になって良かった。

515: ◆7DGYpoNXkw
04/03/05 06:52 zCNPL1Kh
>>513
ヒドイ話だ。

516:この子の名無しのお祝いに
04/03/05 07:21 ZizeT0T7
ネタみたいな話だな。
もしそのセリフあったら丹波のイメージがかなり悪くなる。

517:513
04/03/05 08:08 qLvpng3l
たしか映画完成より前のキネ旬。埋もれた企画のシナリオ紹介だった
ような。その時点で殆ど完成映画通りの内容だっただけに、相違点は
強烈にインプットされた。台詞は定かではないが、吉村が
「今夜逮捕されれば和賀は身分を隠す人生終って父親に会えますね」
みたいなことを言う。それに対して今西が「千代吉は死期が迫ってい
るのでその形での再会はない」とかいう文脈で上記後半の台詞があっ
た筈。

518:この子の名無しのお祝いに
04/03/05 09:36 F+/A2Ihv
そのシナリオには
「和賀はもうこの曲の中でしか父親に逢えない。」っていう
セリフはあったんですか?

519:この子の名無しのお祝いに
04/03/05 17:32 IXj4C6mN
アマゾンからDVD届きました。
お涙頂戴モノには
「へへんだまされるもんか」と
斜に構えていましたが
だまされました・゚・(ノД`)・゚・。エグエグ・・・

>>513-518
なんつーか企画つーのは
いいかげんなもんですな('~`;)

実際の撮影もぎりぎり試写会寸前に
「秋のシーンいれよう」だの
2日間徹夜で効果音作ったのに
「やっぱ効果音いらね」っていって
音響さんが音声フィルムたたきつけたとか
映像特典対談でもあったよ

520:この子の名無しのお祝いに
04/03/05 18:47 psqk+n/3
あの特典の対談進行役の人、川又氏へぶつける話題が整理されてなくてあの場に臨んだ
ように見えたなぁ。 もっと色々撮影秘話を引き出して欲しかった。
(親子別れのシーンのエピソード等、面白かったけど)


521:513
04/03/05 18:52 qLvpng3l
>>518
すみません。おぼえてません。ラストの締め台詞がまったく別バージョンな
ら記憶に残っていると思うので、あったんじゃないかと思います。
単純に映画の「車でコンサート会場へ向かいながら逮捕状確認してる場面」
が会話付きになっているような膨らませ方だったと思います。
ともあれ蛇足を切る決断してくれた映画の作り手に拍手。

522:この子の名無しのお祝いに
04/03/06 05:39 n+gHAirD
>>518
このセリフは「は?」と思った。和賀は、あの場で(音楽の中で)父親に会おうとしてた(思ってた)の?

523:この子の名無しのお祝いに
04/03/06 13:42 lRzrE/eb
>522
私はあの台詞は、和賀にとって「父」とは、
いつまでもあの日駅で別れた時のままの父であり、
和賀と父との関係はあの放浪の日々だけがすべてだ
という意味なのかなと思った。
そして、音楽(「宿命」という曲)は、和賀の中では完璧な
父との日々の再生だから、そうする以外に彼にとっての
「父」と会う方法はないんだ、ということかなあと。

524:この子の名無しのお祝いに
04/03/06 14:00 KYJZ7hLL
自分も>523と同じ。
和賀はもう記憶の中でしか父に会うことができず、
「宿命」は和賀と父の旅路を描いている。
だからこそ、最後に初めて笑顔を見せるところは、
父と再会できた喜びを表現しているのではないかと。

525:この子の名無しのお祝いに
04/03/06 14:57 xwJaQvkt
千代吉は和賀=秀夫であることを今西の訪問で知っている。
和賀逮捕後は新聞・テレビは見せられないね。
恩人・三木が殺され、その犯人が息子で、さらに殺害理由が自分の病だと知れば
それだけで悶絶死。「八墓村」の冒頭みたいにあっけなく・・・

526:この子の名無しのお祝いに
04/03/06 15:14 S0Dlhd9E
親子放浪のシーンは大昔の活動大写真を彷彿とさせる。
放浪の部分は銀幕
今西(丹波)が弁士
和賀のオーケストラが劇場つき楽団

527:この子の名無しのお祝いに
04/03/06 15:29 jsDslk+J
>>526
> 今西(丹波)が弁士

丹波の弁士、なんかワラタ
人気なさそー


528:この子の名無しのお祝いに
04/03/06 16:25 mJ+27HGV
>>518です。
>>521
どうもです。
上レスにも書いてらしてたから、覚えてらっしゃらなければあったんでしょう。
最後の1行には同意ですな。

>>522
そういう意味ではなく>>523の解釈であってると思います。
リアルで逢うことはもう無いからこその「和賀はもう(略)」ですから。

529:この子の名無しのお祝いに
04/03/06 18:59 px3w8NlZ
自分はガキの頃ビデオで初めて観たんだが
直前に今村昌平の『復讐するは我にあり』を観た
そのため、緒形健(の役)に違和感ありまくりだった
「なんで恐喝しないんだよ、緒形!!」なんて思ってしまった・・・

530:この子の名無しのお祝いに
04/03/06 19:17 myU0vRQ+
この映画で一番演技が光っていたと思われるのは、千代吉役の加藤嘉。
今西刑事に秀夫のことを聞かれた際、涙でぐしゃぐしゃになりながら、
「そんな人知らねぇーーー」と叫んだシーンが一番印象深かった。

531:この子の名無しのお祝いに
04/03/07 00:00 JscQaGIM
もし介護している療養所の看護士が市原悦子さんだったら・・・・・・
「私、見ちゃったんです・・・この家の秘密を・・・・・・」になります。

532:この子の名無しのお祝いに
04/03/07 00:17 c2EoI3V+
秀夫はなんで中出ししたんだろう・・・
病的にまでゴムつけそうなやつだと思うのに

533:この子の名無しのお祝いに
04/03/07 00:33 EcrouUvb
>>532
病的なあまり2重につけて破れてしまったんだろ

534:この子の名無しのお祝いに
04/03/07 01:06 Z3pxuNbH
>>532
苦学して音楽は勉強したけど
避妊の知識がなかったからちつがい射精で
すましてた…とかいってみる

ところで英夫の三木氏殺害動機が不鮮明とか言われてるが
↑の恐喝てとこでふと思ったが人間不信な英夫は
20年ぶりにわざわざ会いに来た三木を
恐喝しに来たと思ってたんじゃないか?

んで「いくら欲しいんですか」とか
いって怒った三木氏ともみあってぬっころして
引くに引けずに顔面殴打して証拠隠滅…だめかな?

535:この子の名無しのお祝いに
04/03/07 01:44 LBHeoK3C
加藤嘉が手が不自由なのに文通していたのが
謎である。

536:この子の名無しのお祝いに
04/03/07 02:33 3O3V+TKz
>>535
手、不自由なの?

537:この子の名無しのお祝いに
04/03/07 02:48 Z3pxuNbH
手紙は看護婦さんとかに
代筆してもらへばいいのでは?

538:この子の名無しのお祝いに
04/03/07 05:10 jK/HGPVZ
>>526
つーか、あれが活動写真以前に
「人形浄瑠璃」そのものであることは白井佳夫が指摘ずみ。

539:この子の名無しのお祝いに
04/03/07 09:33 BJaa7jxI
>>525 千代吉が知ったのは,「今西が見せた写真の人=秀夫」に過ぎないのでは?
今西はあの時点で秀夫が犯人とほぼ確信してたから,写真の人=和賀と教えるのは
秀夫が殺人犯だと教えるようなもの。それは悲しすぎる。
『お宅の息子さんによく似た音楽家の音楽会が今度テレビでありますよ』を没にし
たのもそういうことでは?

写真の人=和賀と教えるシーンがあったとしたら,無視して下さい。

540:この子の名無しのお祝いに
04/03/07 14:47 M5lShkLN
>538

はずかしい、しったかぶり。

白井佳夫→荻昌弘



541:この子の名無しのお祝いに
04/03/07 16:00 UjbmzS3P
この映画を見て以降、仲居のドラマがつまらなくなった。

542: ◆7DGYpoNXkw
04/03/07 18:41 T+vwKFlh
「宿命」なんだけど、本編で使われてない部分もあるみたいだ。

「宿命」をなぜか「笑っていいとも!」で聞いたような。
誰か忘れたけど千代吉のモノマネ(?)してたし。

543:この子の名無しのお祝いに
04/03/07 18:51 EcrouUvb
>>539
「写真の人=秀夫=和賀」と教えなくても、逮捕されれば新聞やテレビに顔写真が出るし
そうでなくても殺害理由は詳細に報道されるよ。

544:536
04/03/07 20:07 lHkQ+eIm
>>540
知ったかぶりも何も、漏れは白井が書いた文章が載ってる本
『ハンセン病』(岩波書店)を今手元に持っているのだが。
白井が荻をパクったというなら知ったこっちゃない。

545:この子の名無しのお祝いに
04/03/07 23:03 rwyPwMx2
今西の「(和賀英良は)その後、芸大の烏丸教授に・・・」というセリフを
「明大の烏丸教授に・・・」と聞き間違えてしまい、
「へぇ、明治大学でピアノを勉強したのか・・」と
20年以上思い込んでいたのは

私だけではあるまい!   (by はみだしYOUとPIA)

546:この子の名無しのお祝いに
04/03/07 23:34 Z3pxuNbH
英夫タンは親子放浪後は大阪で丁稚奉公と
ろくに学校も逝ってないのに
どうやって大学まで進学したんだ?

好意的に解釈すれば千代吉タンが
読み書きくらいは教えてくれたろうが…

547:この子の名無しのお祝いに
04/03/08 00:32 8IDyBrw1
>>546
和賀夫妻が、いずれ跡継ぎにと思い読み書きを教えてくれたのかも。
三木のところも使用人から養子になってたし。

548:この子の名無しのお祝いに
04/03/08 02:18 6gGcLs1l
放浪の後の大阪で和賀夫妻に拾われるまでのシーンも
追加してほしかった。
最後が強引だ。

549:この子の名無しのお祝いに
04/03/08 06:29 Qv/bKO6b
私は天王寺駅(今西来阪シーン)から12分、通天閣(和賀宅跡)から歩いて20分のところに住んでるんだが
天王寺駅西側や新世界は今も撮影当時と全然変わってないよ

550:この子の名無しのお祝いに
04/03/08 07:11 Qv/bKO6b
もし会いに来たのが亀嵩絡みの三木謙一ではなく大阪絡みの和賀夫妻だったなら・・・・

和賀オヤジ「ゴルァ秀夫!!!!ワレなにしとったんじぁー!!オルガンなんぞ弾きくさりよって」
和賀オカン「お父ちゃん、オルガンやのうてピアノやがな」
和賀オヤジ「どうでもええわいそんなこと。それになんやそのエイリョウちゅうのは!?
      ヒデヨシって読めやコラ。関西人やったら太閤はんの豊臣秀吉にで決まりやろ」
和賀オカン「ちゃんと食べてるか?」
和賀オヤジ「さっきから気になっとったけど、なんで標準語やねん。大阪人やったら大阪弁しゃべらかい」
和賀オカン「もーやいやのやいのいいないなや」

バー・トリスのホステスの証言
「もうバリバリの関西人丸出し。言葉遣いからヤクザとそのイロってとこね」
「そうそうなんだかトビタは変わってないかとか・・・」

今西刑事は大阪に飛ぶ。天王寺駅を出ると西へ。
ジャンジャン横町・通天閣・新世界を横目に左に折れ西成区へと入っていった。

551:この子の名無しのお祝いに
04/03/08 07:35 xhhpvkiU
最近改めて原作を読み返してみて気になったこと。

今西刑事が、伊勢市に三木元巡査の東京行きの鍵があると気付くのが
遅すぎる。普通の推理小説の展開だと、身元が判明し事件当日までの
足取りが分かった時点で、スムーズな展開を見せるはず。いくらなん
でも、今西刑事頭悪すぎ(w)紙吹雪の女=事件に関係ある、と閃いた
鮮やかさとは、対照的なのがちょっと……。

読者をトリックにかける関川の存在感に比べ、和賀の印象が薄く、
和賀=犯人とされても少し唐突な感じがする。

和賀の三木元巡査殺害の動機が不十分だし不自然。ライ病云々……。
という理屈は、連載中に松本清張が思いついたのではないか?

超音波を凶器に使うという発想は、海野十三の小説からの剽窃ではないか?

ただひたすら三浦恵美子が可哀想……。

等々、ツッコミ所満載な感想を抱きました。

 映画はその辺りを上手く処理していた分だけ、原作より面白く
なったのですな。ま、個人的には原作も大好きなので、舞台を昭和36年
当時で完全再映画化して欲しいのですが……。金がかかるから無理か?

亀レスでスマソだが……
72>多分次は「点と線」がドラマ化されるな。
たぶんネタだろうけどマジレスすると、東京駅での空白の四分がない限り
無理でしょうなぁ。あと食堂車の食券の推理とか、犯人のアリバイ崩し
の決め手になる手段(未読の方の為に書きません)は現代では通用しない
し。「点と線」もいちおう映画化されていて、テレビで見たけど
原作に忠実で面白かった。やっぱここでも加藤嘉が出てた(w













552:この子の名無しのお祝いに
04/03/08 10:53 B2q4AUt3
>>551
今後、連続モノとしてリメイクできそうなのは、「ゼロの焦点」ぐらいじゃない
ですかね? 単発なら今後もいろいろあるでしょうけど。

553:この子の名無しのお祝いに
04/03/08 19:02 6n92KLhm
どう贔屓目に見てもやはり放浪シーンでは加藤嘉は爺さん
にしか見えない。

554:この子の名無しのお祝いに
04/03/08 22:06 o/ICvIqJ
今ビデオ再生中、モリケンもGメンも若いなあ

555:この子の名無しのお祝いに
04/03/08 22:45 o/ICvIqJ
亀高きた

556:この子の名無しのお祝いに
04/03/08 23:00 PV5I6yRc
>>552
「ゼロの焦点」も、犯人の動機が
戦後の混乱期の暗い過去が原因だから
難しいんじゃないの?
以前、テレビドラマ化されたものを見たが
やはり「砂の器」と同じように
犯人の動機が現代風に変えられていたからなぁ。

557:この子の名無しのお祝いに
04/03/08 23:05 hi3On0qU
阿刀田高がエッセイで「ゼロの焦点」のドラマについて書いてたけど
ああいう過去は戦後の混乱期だから生きるのであって、現代にしてしまうと
重みが全然違うから無理があると書いてた。

558:この子の名無しのお祝いに
04/03/08 23:22 o/ICvIqJ
あのピアノだ

559:この子の名無しのお祝いに
04/03/08 23:28 5WDeObgs
6/9 砂の器コレクタ-ズエディション
デジタルリマスタ-版・dts音声収録
予価3800円

560:この子の名無しのお祝いに
04/03/08 23:34 o/ICvIqJ
合同捜査会議はじまった

561:この子の名無しのお祝いに
04/03/08 23:35 vlRBi0YF
ドラマの最終回は、親子の背景はどうするつもりかな?ハンセン病に勝るとも劣らない設定(宿命の意味もつなげて)って、いったい何???

562:この子の名無しのお祝いに
04/03/09 00:12 MEcb6pHO
この子役はうまいなあ

563:この子の名無しのお祝いに
04/03/09 01:10 jyvXbV03
>>549

工エエェェ(´д`)ェェエエ工工

なんだよ~~~~
慌ててアマゾンでDVD買って損した
ウワァァァァァァン!!! ヽ(`Д´)ノ

564:この子の名無しのお祝いに
04/03/09 02:28 22P9b6We
>>561
別の板でみたんだけど、「津山30人殺し」を元ネタにするとか。
専門スレいきゃわかるんだろうけど、面土居。

565:この子の名無しのお祝いに
04/03/09 08:25 j9LrchYJ
本浦千代吉を犯罪者にしやがって!
なめてんのかTBSは

566:この子の名無しのお祝いに
04/03/09 14:22 QWqlKT1L
どなたか知っていたら教えて下さい。丹波が島根県の地図を買った後
喫茶店で地図を隅々まで調べている場面で、ずっと店内にながれていた
曲は何ですか?亀嵩の文字大写しで盛り上がるので、あれも映画のた
めに作った曲なのでしょうか。
長居をするために、アイスクリームを注文してスプーンで食べずに
溶けてはチビチビ飲むというのが、お笑いでした。
映画館ではこの場面と、寅さんが出てくる場面で必ず笑いが起こってました。
「天城越え」との二本立ての時は、ついさっき逮捕された加藤剛が「天城」
冒頭に出てきて、(主人公の主治医役)「悪いところがあったら僕が切って
やるから」というのが感動を台無しにしていました。

567:この子の名無しのお祝いに
04/03/09 16:30 AvyVzfje
喫茶店で流れてるのってシャンソンぽい曲だよね。 映画のオリジナルとは思えないが・・
それよりもあの喫茶店のロケ地が知りたいね。 「砂の器」のロケ地巡りのサイトは幾つか
あるけど、ここは聞いたことがない。(少ししか写らないから特定不可なんだろうが)

568:この子の名無しのお祝いに
04/03/09 17:15 W1eKS8/P
高いとは知りつつ、とうとうDVDを買ってしまった・・・。

569:この子の名無しのお祝いに
04/03/09 17:36 /rJ+OBbK
ハンセン氏病は 医学の進歩で
特効薬もあって
現在では完全に回復し
社会復帰が続いている
それをこばむものは
まだ根強く残っている
非科学的な偏見と差別のみで
本浦千代吉のような患者は
もうどこにもいない
しかし―
旅の形はどのように変わっても
親と子の “宿命” だけは永遠のものである

570:この子の名無しのお祝いに
04/03/09 21:40 AvyVzfje

もああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~ん




  

                完

              (映倫)

571:この子の名無しのお祝いに
04/03/09 22:08 E7KMqkcl
加藤嘉さんイイね~。
回想シーン観る度グッときます。

572:この子の名無しのお祝いに
04/03/09 22:24 JVAUTvOd
丹波はあの子役は今頃どうしているのかと気になっている
そうだ。一目でいいから会いたい。死ぬまでに会いたいと。

573:この子の名無しのお祝いに
04/03/10 00:09 zbxNAJHI
>>572
マジ?丹波ってもう70後半でしょ?早く会わせたいな…。どっかの局でご対面やらないかな?

574:.......
04/03/10 00:50 3AE0t/ff
>>570
何度観ても
「もああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~ん」
で変わる空の色にも感動させられてしまいます。

575:この子の名無しのお祝いに
04/03/10 01:04 MF8r0lSz
>>564

禿げ堂じゃ~
ドラマ板にも抗議の書き込みしたぜ!
千代吉さんはイイヒトなのに
なんの罪科もなくとも親子共々
放浪するはめになったんじゃ~
だからこそ宿命が生きるんじゃ・゚・(ノД`)・゚・。エグエグ・・・

抗議が怖くて設定変えるな!
腰抜けTBS~~~~

576:この子の名無しのお祝いに
04/03/10 01:48 U4adRZ0X
本浦千代吉の実家の石川県は鳥取県に続いて
ハンセン病患者の里帰り事業を行った。
何かこの映画と関係があったのか興味深い。
URLリンク(hokuriku.yomiuri.co.jp)

丹波発言
URLリンク(www12.ocn.ne.jp)


577:この子の名無しのお祝いに
04/03/10 05:05 2ganGdW2
砂の器は
「原作はハンセン病の恐怖を煽る」と
元患者側からの激しい非難もあって
現在では完全に和賀の暗い過去が変更され
改作の制作が続いている
それをこばむものは まだ根強く残っている
「ハンセン病を設定せよ!」と訴える
映画版「砂の器」ヲタの
非常識的な愚見と誹謗中傷のみで
原作を忠実に再現する作品は
もうどこでも制作されてはいない
しかし―
作品の形はどのように変わっても
「砂の器の原作は松本清張である」という“宿命”だけは
永遠のものである


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