04/03/23 22:51 c4hhLA14
・プロ野球半世紀以上の歳月を振り返り、「風は自然現象だから人間には代えられない。それなら球場の方向を半回転させればいいじゃないか」
と考えたのは、この三原ひとりしかいない。（P10）
・プロ野球史上、新人が合宿費をはらえなかったのは、この小山ひとりしかいない。（P36）
・プロ野球監督契約史上、数名の財界人をともなって会場にやってきたのは水原ひとりしかいない。（P61）
・首位打者が決定した日、それも誕生日にトレードを通告されたのは江藤だけである。（P65）
・プロ野球トレード史上、監督と選手が話し合いをしておきながら、ぜひきてくれといわなかったのは、この野村ひとりしかいない。（P117）
・プロ野球トレード史をひもとくとき、野球協約にさからってまで、ひとりで戦争を始めたのはこの藤波ひとりしかいない。(P127）
・プロ野球半世紀以上を振りかえり、打率3割以上、本塁打40本ちかくを打ち、打点100点以上を稼ぎ出しながら、
そのシーズンオフにトレードされたのは、このマニエルと自らトレード志願をしたロッテの落合博満の二人しかいない。(P142）
・プロ野球には数多くのトレードがあるが、プロで62勝をあげた男と、プロで1球も投げたことのない男との交換はこの一組しかない。(P170）
・プロ野球がセ・パに分裂したのは昭和25年である。以来41年間にわたる歳月が流れたが、セとパを2度往復したのは、高橋のほかにも何人かいる。
だが勝星の99パーセント弱をパから稼いだのは、この高橋ひとりしかいない。（P172）
・半世紀以上をすぎたプロ野球で、体全体からこれほど、欲望と金銭欲を差し引いて構えた男を見たことはない。（P195・新井宏昌のこと）
・大島が2000本安打を記録するまで、プロ野球には24人の大打者、名打者たちがすでに2000本の大台を乗り越えていた。
だが大島をふくめて25人の”名球会大打者”のうち、39歳10カ月でこの栄光をつかんだのは、この大島ひとりしかいない。（P226）
・オールスター戦のホームラン競争で、右打者が右翼打ち専門で3本打ったのは、この土井垣しかいない。(P227）
だいたい20ページに1回の割合でこの言い回しが出てきます。「男の人生云々～」も10回くらい出てきたような気がする。
読んでいて面白い内容もあるけど文章がワンパターン過ぎて萎える。本人は自著を読み返したりしないのだろうか。