04/09/29 21:04:54 6JderJOn
18歳以上の米国人の7人に1人以上が何らかの人格障害を抱えているとの初めての調査
結果を、米国立衛生研究所が2日発表した。
人格障害は、性格や行動が極端に偏った状態を指すとされ、社会への適応が難しくなる。
調査に当たった研究者らは「人格障害はかなり一般的な問題といえ、効果的な予防策の検討
が急務だ」と指摘している。
調査は2001-02年、全米から抽出した18歳以上の米国人約4万3000人に対し、
調査員が面接で聞き回答を分析。得られた結果から全米での広がりを推定した。
その結果、18歳以上人口の約15%に当たる約3100万人が、少なくとも何らかの人
格障害を抱えていると推定された。
人格障害は米精神医学会の診断基準(DSM4)で10に分類されているが、この調査で
はうち7種類について調べ、最も多いのが、細かいことに必要以上にとらわれる「強迫性人
格障害」(18歳以上人口の約8%)であることなどが分かった。(共同)
■人格障害 物事の受け止め方や行動が極端に偏っているため、社会への適応に支障をき
たす障害。米精神医学会の診断基準(DSM4)は「強迫性」のほか、非常に疑い深くなる
「妄想性」、対人関係や感情が不安定な「境界型」、他人の権利を無視して侵害する「反社
会性」など計十種類の障害を規定している。(共同)
引用元
URLリンク(www.sankei.co.jp)