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【パンおいしいねん】 (2004年30号掲載 「大阪の一番熱い日!!の巻」)
秋本が描いたとは思えないデッサンの狂った新糞キャラ、御堂春がメインで活躍、
一方で両津は存在感の薄い金魚の糞と化した大阪出向編の中でも特に危険な一本。
主な内容は、通天閣署に出向命令を受けた両津と通天閣署の面々が
逃走する強盗グループをミニパト、ヘリ、気球で無茶な追跡をするというアクションもの。
中川の会社の新ビル爆破予告事件なども同時進行しており、
舞台が目まぐるしく変わる構成はスピード感があった、と言うと聞こえが良いが
実際は作者が一人で暴走し(ヤク中?)、読者は置いてきぼりの感が強かった。
また、通天閣署署長が阪神のユニフォームを着て勤務していたり
御堂春のミニパトの名前が「たこやき号」などとベタすぎたり、
御堂春の弟たちが、男なのに何故か「うち」という一人称を使っていたり、
登場する関西人キャラが軒並みピントのズレた関西弁を乱発しており、しまいには
「パンおいしいねん!」などという珠玉の糞台詞が飛び出したりと、もう無茶苦茶。
誤り&古臭いステロタイプのイメージで描かれた大阪ネタは面白味のかけらも無く
「作者は一体大阪に何を取材しに行ったんだ?」という疑問が多く投げかけられた。
キャラクターのデッサン、縮尺の狂いや、オチの自社ビルを壊されて自我崩壊した中川の
どおくまんダンスもダメ押しし、現在2004年度糞亀オブザイヤーの最有力候補とされている。