04/12/21 14:27:04 WgH+9GB9
天国にだって色々な種類はある。
男の天国、女の天国。
社会主義者の天国もあれば、民主主義者の天国もある。
ある日、共産主義者の天国に、一人の男がやってきた。
彼は、この天国に行きたい、と門番をしている天使に頼みに着たのだ。
「ああ、それなら君の生まれを教えてくれるかな?」
「ええっと……私は貴族の生まれでした」
「ああ、それなら駄目だ。残念だけど、貴族はココに入れないんだよ」
しょうがない、とトボトボ帰り出した男に、天使が声をかけた。
「そうそう、君の名前を教えてくれないか?」
「マルクスといいます」