05/02/09 09:57:31 RUb9nO0D0
陣痛
一組の夫婦が、出産のために病院へ行った。病院に着くと、医者は、陣痛の一部を父親に
振りわける機械を発明したと言った。その機械を使ってみないかと持ちかけられた夫婦は、
二人そろってぜひ使ってみたいと答えた。
医者はまず最初に、つまみを10%に合わせた。たとえ10%でも、父親にとってはこれ
まで経験したことがないほどの痛みになるという。ところが、出産が進んでも、夫はなに
も感じないので、もう一段階あげて欲しいと医者にお願いした。医者は、それではと、
20%に合わせた。
医者は、夫の血圧と脈拍を調べたうえで、相変わらず元気ピンピンであることに驚いた。
50%まであげても、依然ピンピンである。これは明らかに妻の助けとなっていると
いうことで、夫は痛みをすべて自分に分け与えるよう、医者に頼んだ。
妻はほとんど痛みもなく、健康な赤ちゃんを産んだ。夫婦は本当にワクワクした。何も
かもがうまくいったかのように思えた。
ところが、夫婦が家に帰ると、ポーチで郵便配達人が死んでいた