05/01/25 20:58:02 S83HaOwa0
ある神父が散歩中、近所の漁師に釣りに誘われた。
神父は釣りの経験が無かったが、試しにやってみることにした。
漁師に餌をつけてもらい、投げこんでしばらくすると大きな魚がかかった。
苦労して引っ張り上げた魚があまりに立派だったので、漁師は思わず叫んだ。
「おお! なんてでっけえサノバビッチだ!」
神父「失礼ですが、汚い言葉を使わないでいただきたいですな」
注意された漁師はとっさに頭を使って言いわけした。
「すいません神父様。ですが、この魚はサノバビッチって呼ばれてるんです」
神父「それは失礼しました。魚の名前には疎くて」
神父は魚を持って帰り、教会の近くで司教に出逢った。
神父「司教様、この大きなサノバビッチを見て下さい」
司教「言葉に気をつけなさい。ここは神の家ですよ」
神父「いえ、司教様。この魚はサノバビッチという魚なんです。私が釣ったんですよ、このサノバビッチ」
司教「そうですか。それは失礼、釣りの経験が無いもので。では私がそのサノバビッチを洗います。そして夕食に出すことにしましょう」