05/02/11 21:23:03 XAkWcFFt0
哲学好きの俺と、ファッション好きのサトシは古くからの付き合いだ。
だがおかしなことに、
俺はファッションに関心がなく、サトシは本が嫌いなのである。
それでも、うまくやっていっている。
ある日、サトシが彼女のヒロミと一緒に俺の部屋に来た。
しばらくした後、サトシが俺の本棚を見てこういった。
「おまえもやっとファッションの勉強をするきになったか」
しかし俺には意味が分からない・・・
そんな気はない・・・
言葉が出てこなく、ただサトシを見るしかなかったが、あることに気付いた。
「サトシだって哲学好きだったんだろ?」
俺は言った。
だが今度はサトシが腑に落ちない顔をしている・・・。どういうことだ・・・?
ヒロミに目をやると、俺たちのやり取りを見て笑っている。なぜだ?
ヒロミには分かっているのか?
哲学・・・ファッション・・・