04/04/29 19:14 0sAyOY5r
まあ、曹操の俺への警戒心は凄まじいものがあるからな。
許都滞在中に曹操の使者に、梅がなったからって酒宴に誘われて、嫌々行ってみたんだが、
まず梅が凄い。キロ単位で塊で落ちてくる。手土産に持ってった酒をみて「それじゃ足りないよ、
貧乏人」という顔をする。筵織りはいつまでもまともな食事には慣れないらしい、みたいな。
絶対、その梅4キロより、俺が買ってきた酒500gの方が高い。っつうか、それほぼ青梅じゃねえか。
で、曹操が英雄を切る。やたら切る。世間知らずの下女と召し使いもこのときばかりは主人を尊敬。
普段、目もあわせないらしい袁術を墓の中の白骨とか言ってる。ケンシロウか? 畜生、氏ね。
詩も凄い、まずうるせぇ。詩は作らんかねとか言ってくる。 作れ。自分で作れ。つうか詩作るな。
で、やたら飲む。飲んで好き放題言う。良い英雄から切る。ゲストとかそんな概念一切ナシ。
ただただ、切る。曹操が飲んで、曹操が好き放題にぶった切る。俺には主導権回ってこない。畜生。
あらかた片付けた後、「どうした飲んでないじゃないか?」などと、残った酒を寄越す。畜生。
で、曹操、5キロくらい梅を食った後に、戯れで俺と龍の話をする。
「龍とは人間のことだ」とか宦官の息子が言う。おまえ、酒どころか絶対薬やってるだろ?
しかも「今の世に英雄は二人しかおらん」とか言う。こっち見んな、箸落とすぞ。
雷が鳴って「あわわ」とか言って隠れたら、曹操が「雷は天地の声だ、それが怖いかね」とか言う。
関羽と張飛が走って来る意味がわかんねえ。畜生、何がおかしいんだ、氏ね。
まあ、おまえら、曹操に酒宴誘われたら、要注意ってこった。