05/03/10 19:56:46
★3年たってもパリパリ 非常災害用せんべい開発 菖蒲の大塚米菓
・災害時の非常食用にしてほしいと、南埼玉郡菖蒲町の米菓製造会社
「大塚米菓」(大塚勇雄社長)が「非常災害用保存食せんべい」を開発し、
八日から県内で本格的に販売を始める。せんべいの保存期間は三年。
県消防防災課によると、乾パンやアルファ米などの保存食はあるが、
せんべいの保存食は全国的に珍しいという。中越地震やスマトラ沖地震
など防災に関心が高まっている中、新たな保存食として注目されそうだ。
非常食用せんべいは、大塚社長のアイデア。筑波の宇宙博覧会会場で
宇宙食を見た時、「せんべいで保存食が作れないか」と考えたのがきっかけ。
原料はうるち米を使用。劣化防止のためしょうゆを使わず、自然塩を
練り込んで味付けした。
せんべいは一枚ごとにアルミ袋で真空包装している。味はパリパリ感が
あって、一般に売られているせんべいと差はない。せんべいの賞味期限は
三―四カ月のものが多いが、自然塩を使用するなど味を落とさず、保存性に
優れたものを開発するのに四苦八苦した。
群馬県にある食品関係の研究所で検査し、お墨付きを得た。実現に四年の
歳月を費やしたという。
大塚社長は「災害はいつ起こるか分からない。気軽に食べられる非常食と
して、家庭でも保存してもらえれば」と話している。(一部略)
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