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「熱戦、よくやった」 利府たたえる声各地から
甲子園球場で１日行われた選抜高校野球大会の準決勝で、利府は花巻東（岩手）に惜しくも敗れた。
だが、４強入りは堂々たる成績で、県民は各地で声援を送った。
仙台市青葉区の藤崎前には大型テレビが設置され、約６０人の市民が戦いを見守った。
無念の逆転負けだったが、
仙台市青葉区の警備会社経営三浦信一さん（４５）は「公立でよく頑張った。夏に向かって私立の強豪と切磋琢磨（せっさたくま）してほしい」と期待した。
この日も試合が中継された利府町役場に併設された町民交流館。町内外の約２００人が熱烈な応援を送った。
長男が利府高野球部ＯＢで、連日応援してきた県職員の尾形正行さん（５７）＝松島町＝は
「底力を発揮していい試合をしてくれた。夢が膨らんだ大会だった」と話した。
鈴木勝雄町長は「できれば決勝で両校が戦ってほしかった。残念だが、利府の選手たちはよくやった」と話した。
村井嘉浩知事は「はつらつとしたプレーには多くの人々が感動した。県民にも大きな喜びと活力を与えてくれた。
深く感謝したい。今後は夏の甲子園を目指し、ますます活躍することを期待している」との談話を出した。
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