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仙北、由利、北秋田地方など、県内各地で山ウサギの糞料理があった。
山ウサギは、寒中に木の芽や枝皮を食べるため、腸の中にはこうした冬の新芽が詰まっている。
由利郡鳥海村百宅、笹子では、この糞料理を「スカ料理」と呼ぶ。
山ウサギの腹を割り、糞の詰まったまま食道と直腸の両端を糸で結び湯煮する。
この山ウサギのソーセージを切り、塩をつけて食べる。煮ずに糞のソーセージを串焼きにしても食べた。
北秋田郡森吉町では、この糞の塩辛を作って食べたという。
未消化の新芽が入っている糞だけをしごき、1ヶ月間塩漬けにして塩辛を作る。
新芽の苦味があって風味満天らしい。