09/07/30 17:00:33 uBAtgO0q
>>286、>>292、>>295
LNG-FPSOは船と言うよりも洋上に浮かぶ液化プラントなので、5000億円が高すぎるということはないと思う。
天然ガスの市場価格が3-4ドル/MMBtuとして、1bcfの天然ガスの市場価値は300-400万ドル。(1MMBtu=1000cf)
LNG-FPSOの処理能力が不明だが、年間3bcm=100bcf程度とすると年間の採掘価格は3-4億ドル。
5000億円は12-16年程度で回収できる。処理能力5bcm=175bcfなら、7-9年。
決して突拍子もない金額ではないはず。
それと、LNGプラント(液化、再ガス化)やパイプラインは巨額・長期の契約なので、
最終契約前に様々な契約段階があって、確かにキャンセルが頻発する。
しかし、石油と違って天然ガスは今後も長期の需要拡大が見込まれている。
LNG-FPSOは可動性が高く、その使用期間がガス田の埋蔵量に左右されないし(陸上プラントは掘り尽くしたらお役御免)、
ガスの取引形態にありがちな固定性を軽減できることから、エネルギー会社のニーズは高い。
三星の信頼性やガスの市況も影響するだろうけど、本契約に進む可能性は高いんじゃないかな。