09/07/28 21:14:51
- サッカー協会「Ｗ杯招致できれば北朝鮮と分散開催」 -
【ソウル２８日聯合ニュース】大韓サッカー協会が２８日、文化観光体育部に提出した
「２０２２ＦＩＦＡワールドカップ（Ｗ杯）開催計画書」などを通じ、Ｗ杯を北朝鮮と分散して
開催する可能性を提示した。
サッカー協会は計画書の中で、▼国民統合の相乗効果▼国際社会での再飛躍
▼南北サッカー和合の起爆剤―などをＷ杯開催目的として挙げた。また、開催が
確定すれば１～２試合を北朝鮮で行う可能性を示唆し、南北関係のもつれを解くきっかけ
をつくり、北東アジアの平和醸成に貢献したい意志も強調した。
北朝鮮の金日成競技場（１０万人収容）と綾羅島メーデー・スタジアム（１５万人収容）は、
ＦＩＦＡが求める競技場規格を満たしている。
一方、サッカー協会は今回の計画書提出を皮切りに、来月には招致委員会規定をＦＩＦＡ
に送り、９月１８日に招致委員会を発足する予定だ。来年５月に入札書類（政府保証書、
開催都市協約書）をＦＩＦＡに提出すれば、すべての書類手続きが終わる。最終開催地は
来年１２月のＦＩＦＡ総会で理事２４人の投票で決まる。
サッカー協会の関係者によると、韓国は１１候補国のうち米国、オーストラリア、日本などと
激しい招致戦を繰り広げると予想される。鄭夢準（チョン・モンジュン）ＦＩＦＡ副会長が理事ら
をどう説得するかも開催地決定に大きく影響するとみられるという。
同関係者は、北朝鮮との分散開催は国際社会に朝鮮半島の平和定着を訴える象徴的な
意味もあると説明。実現の可能性は不透明だが、招致戦にはいい影響を与える可能性が
あるとの見方を示した。
ソース ： 聯合ニュース 2009/07/28 20:17 KST
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