09/07/21 17:26:59
労働組合の組合員らによる立てこもりとストライキが60日にわたって続いている双竜自動車平沢工場で
20日、立てこもっている組合員らを退去させるため、公権力が介入した。だが、組合員らは引火性のある
物質が大量にある塗装工場を占拠したまま激しく抵抗し、強制執行は失敗に終わった。
この日午前10時、警察は裁判所による強制執行の開始に合わせ、戦闘警察隊(機動隊)の9個中隊
(900人)を工場内に配置した。また、工場の本館には会社側に付く社員700人、研究棟にも同じく400人
が出勤し、業務を始めた。
平沢工場ではこの日、一触即発の状態が一日中続いた。第1塗装工場の屋上では、組合員らが
火炎瓶に火を付けるために古タイヤを燃やし続け、一日中黒い煙が立ち上った。また、射程距離が200-
300メートルに及ぶ大型の空気銃でボルトやナットを発射し続けた。第2塗装工場前の道路には、火力に
よって約30個のボルトやナットを一度に発射する「手作り大砲」も登場した。警察と会社側の社員たちは、
組合員らの攻撃を避けるため、体をすくめ盾で身を隠して工場の内部を移動した。この日午前、会社側
のある社員は、空気銃を使って発射されたボルトが当たって額にけがを負い、病院に運ばれた。
裁判所の執行官と、債権を持つ各銀行で構成される銀行団の5人は、この日午前10時に工場内へ
入り、3回にわたって退去命令書を手渡そうとしたが、塗装工場の屋上にいた約250人の組合員らが空気
銃で約900個のボルトやナットを発射したため、命令書の手渡しを断念した。
警察の関係者は「本館と研究棟に約1100人の社員が勤務しており、会社側の社員たちと組合員らの
衝突を防ぐため、9個中隊、約900人の警察官を引き続き工場内部に配置する方針だ」と説明した。
また、警察庁のある幹部は「塗装工場に警察官を突入させる時期や方法について、綿密な検討を重ねて
いる」と話した。
一方、双竜自の協力会社に対し債権を持つ銀行団は、今月末までに工場の操業が再開されない
場合、来月3日ごろ裁判所に早期破産の申請を行うという意向を、双竜自の共同管理人のイ・ユイル、
パク・ヨンテ両氏に伝えた。
銀行団の関係者は「7月末以降にもストライキが続いた場合、双竜自は清算し、米ゼネラル・モーターズ
(GM)が政府の管理下に置かれたのと同じような措置を取るべきだ」と主張した。
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