09/07/21 06:50:36
【記者手帳】特別取り締まりから100日、売春業者は今
ソウル地方警察庁が今年3月23日以来、100日にわたって実施した売春業者に対する
「特別取り締まり」は、企業のような体裁を整えた江南地区の売春業者が主なターゲットだった。
江南警察署は取り締まりの期間中、売春あっせんなどの容疑で、
店舗の面積が300平方メートル(約90坪)以上の大規模な業者14カ所を摘発した。
果たして、これらの業者は現在どうなっているのだろうか。
今月15日夜、記者はソウル市江南区三成洞・駅三洞・ノンヒョン洞の一帯で、
取り締まりの対象となった風俗店やあんまマッサージ店14カ所を訪問した。
だが、14カ所のうち、廃業となった業者は1カ所だけだった。ほかの業者はまるで
「書き入れ時」を迎えたかのように、夕方から明け方まで客引きや利用客で賑わっていた。
しかも、看板だけを付け替えた業者が2カ所あるほかは、すべて元の状態のまま営業していた。
一部の業者関係者は「取り締まりを受けた次の日も営業した」と話した。
なぜ、こんなことがまかり通っているのだろうか。江南の風俗店は、売春をあっせんしたとして
営業停止処分を受けると、すぐに「行政処分の執行停止」を申し立て、行政訴訟を起こす。
その場合、裁判所で判決が確定するまで、最長で2年かかり、この間は営業を続けることができる。
このため、営業停止処分に唯々諾々(いいだくだく)と従うのは馬鹿馬鹿しいというわけだ。
業者は違法な営業を続け金を稼ぎ、判決が確定すると、今度は「名目上の社長」を置き、
看板だけを付け替えたり、近くの建物へ移転するのが常套手段だという。各業者の売り上げは
年間数十億ウォン(10億ウォン=約7500万円)に達するだけに、罰金や過料、訴訟費用などは
「払いさえすればいい」というわけだ。
こうした実態が平然と繰り返されていることに、警察はかなり不満な様子だ。
ある警察官は、これまで取り締まりの対象となった業者の調書がぎっしり詰まった引き出しを開け、
「各警察署の実績を比較すると、うち(江南署)は一生懸命やっている方だ。
だが、法律が変わらない限り、無駄な努力にならざるを得ない。業者は取り調べを受ける際、
“適当に済ませて、早く片付けてほしい”という。取り締まりの対象になっても、
翌日には平然と営業するため、自分が恥ずかしいとさえ思う」と話した。政府が根本的な対策を
講じず、実績第一でただ取り締まりをさせるようでは何も変わらないというわけだ。
一方、ある業者は「取り締まりの対象になると、より気楽になる。
1回取り締まりを受ければ、次に引っ掛かることはないため、安心していられる」と話した。
チョン・ヒョンソク記者
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朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2009/07/20 12:01:00
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