09/07/15 11:34:42 31BKOyvM
幻の48作目のオープニング(寅次郎の夢のシーン)が釜山で撮影された事は有名だが、
撮影中に渥美清が亡くなったためお蔵入りとなり、代わりに25作目を切った張ったした特別編が作られた。
で、松竹社内でも「寅さん最終話」と位置づけられていた50作目には、
在日という自分の出自を知り、腹違いの妹さくらに対する道ならぬ恋慕や悋嫉の感情にも疲れた寅次郎が、
実母菊と二人でアリランを歌いながら半島に帰る。という親韓派も吃驚のアイディアが
渥美清本人から山田洋次へ提案されていたそうだ。
姜尚中氏の発言はここらから拾ってきたものだろう、それだけ寅さんに親近感を持ってくれるのは有り難い事だ。