09/07/09 19:43:32
北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議議長の武大偉・中国外務次官が、6月に訪中した韓国首席代表の魏聖洛(ウィソンラク)
外交通商省朝鮮半島平和交渉本部長に対し、6カ国協議が暗礁に乗り上げた責任の一部が日本にあると批判していたことが9日、
分かった。ソウルの外交筋が明らかにした。
北朝鮮は4月に弾道ミサイルを発射後、国連安全保障理事会の北朝鮮を非難する議長声明に反発。6カ国協議からの脱退を
宣言したが、武次官の発言は協議再開の糸口がつかめない状況を反映しているようだ。
6カ国協議の合意では、北朝鮮が核施設の無能力化作業を行う見返りとして、同国を除く5カ国が重油100万トンに相当する
経済・エネルギー支援を行うことにした。しかし、日本は拉致問題の進展がないことを理由に、支援に参加していない。
外交筋によると、武次官は魏本部長との会談で、日本が見返り支援を分担していないことを指摘。「北朝鮮に(6カ国協議)不参加
の口実を与えてしまった」と不満を表明したという。
武次官はまた、韓国が提案する北朝鮮を除く5カ国による協議について「北朝鮮を一層刺激し孤立させる」と懸念し、あくまで6カ国
による協議を重視する姿勢をみせた。
武次官は9日に来日する。日本首席代表の斎木昭隆外務省アジア大洋州局長との会談でも、6カ国協議の開催に向けて協力を
求めるとみられる。
ソース(中日新聞) URLリンク(www.chunichi.co.jp)
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