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首相の言葉に戦争の不安が
高校生 立石 萌
(長崎県佐世保市 17)
「戦うべき時は戦わねばならない」。この首相の言葉に不安を覚えました。
憲法9条を変え、また戦争を繰り返すのではないかと。国は守らなければならないが、
攻撃でしか成し得ないことなのでしょうか。
ソマリア沖の海賊たちだって、家族を守るため、生きていくため、やらざるをえない状況なのでは。
だから、海賊退治より、どうしてその人たちを救うかを、各国が協力し合って考えるべきだ。
北朝鮮に核問題でも、日本には北朝鮮を攻撃してほしくありません。
北朝鮮も生きていくために必死なのです。「自分の身は自分で守る」。戦争で苦しんだ経験から、
そういう思いになったのではないでしょうか。食べ物に苦しむ人々を生み出してまで国を強くすることはよくない。
けれど、そこで暮らす人々は愛すべき人々なのです。
日本は、以前に北朝鮮の人たちにしたひどいことを心から謝り、許してもらうことです。
核も拉致問題も、心を開いた状態で話せば、きっと解決すると信じています。
(朝日新聞「声」2009年6月28日)