09/07/08 01:34:12
韓国自動車大手の現代自動車は7日、海外向けの新型コンパクトカー
「i20」を年内にも日本で発売する方針を明らかにした。
販売目標は月間100台。同車は欧州などで人気が高く、低燃費のコンパクトカーが売れ筋となっている
日本市場のニーズに合わせてラインアップを充実させ、シェア拡大を目指す。
i20は2008年10月のパリ・モーターショーで発表。インドで生産し、同年末に欧州向けに輸出を始めた。
優れた燃費性能を誇るほか、室内の空間を広くするなど快適性を備えていることが人気を呼び、
発売約1カ月で受注が3万台を突破するなどヒットした。インドでも販売され、
同社の08年度のインド市場でのシェアを2位に押し上げる原動力となった。
欧州向けモデルは4タイプで、総排気量は1200~1600cc。日本での販売価格は未定だが、
英国では3ドアタイプが8195ポンド(約127万円)から販売されており、
日本でもほぼ同水準で発売するとみられる。
これまで現代は日本向けのコンパクトカーとして「TB」を販売してきたが、昨年7月に生産を終え、
現在は在庫分しか取り扱っていない。他の車種はスポーツ用多目的車(SUV)タイプの
「JM」など中大型車で、小型車が手薄になっている。
同社では、i20なら、トヨタ自動車の「ヴィッツ」やホンダの「フィット」などに十分に対抗できるとみている。
同社の昨年度の日本市場での販売台数は、前年度比20.9%減の746台に低迷している。
i20に加え、高級クーペ「ジェネシス」も年内に400万円程度で発売する予定で、
ラインアップの充実で日本での存在感を高めたい考えだ。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
画像:韓国自動車大手の現代自動車が日本で発売する新型コンパクトカー「i20」(現代自動車提供)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)