【北朝鮮問題】防衛省、新型迎撃ミサイルの導入を検討-地上配備型、迎撃3段構え[07/05]at NEWS4PLUS
【北朝鮮問題】防衛省、新型迎撃ミサイルの導入を検討-地上配備型、迎撃3段構え[07/05] - 暇つぶし2ch1:すばる岩φ ★
09/07/05 03:22:10

- 新型迎撃ミサイル:導入を検討…地上配備型、迎撃3段構え -

 北朝鮮の弾道ミサイルに備え、防衛省が現在保有している海上配備型迎撃ミサイル(SM3)、
地上配備型迎撃ミサイル(PAC3)に加えて、新型迎撃ミサイルの導入を検討していることが4日、
分かった。地上配備型の「高高度広域防衛システム」(THAAD、サード)と呼ばれ、防御範囲が
PAC3より10倍程度広い。同省は、SM3とPAC3を補完する「第3のミサイル」と位置付け、
年末に行う「防衛計画の大綱」(防衛大綱)や「中期防衛力整備計画」(中期防)の改定に反映
させることも視野に入れている。

 弾道ミサイルの軌道は、米国の早期警戒衛星が発射を探知した後、日米のイージス艦やレーダー
の情報を合わせて計算する。現在の日本のミサイル防衛(MD)は2段構え。飛来してくるミサイル
はまず、海上自衛隊のSM3が高度100キロ以上の大気圏外で迎撃する。

 これを撃ち漏らした場合、弾道ミサイルが地上15~20キロに到達した時点で、航空自衛隊の
PAC3で迎え撃つ仕組みだ。

 ただPAC3は射程が20キロ程度と短く、地上の守備範囲も半径20キロ程度に限られるため、
発射情報を事前に得て必要な場所に移動しておく必要がある。首都圏、中部、近畿地方に配備され、
10年度中には計11カ所に広げるが、日本全土をカバーするのは難しい。

 一方、THAADは射程が100キロを超え、地上の防御範囲もPAC3の10倍程度広い。国内に
3~4基配備すればほぼ全土を守ることができる。数百キロ飛ぶSM3より射程は短いものの、
大気圏の内外いずれでも迎撃可能で、SM3では対応できない低い軌道の弾道ミサイルも撃ち
落とせるという。米軍は9月から米国内で実戦配備する予定だ。

 PAC3は11カ所への配備で5000億円程度かかる。防衛省はTHAADの導入費を明らかに
していないが、THAADの方が少ない予算で日本全土をカバーできると見込んでいる。【仙石恭】

 ◇解説…新型配備に数千億円、費用対効果に疑問も
 防衛省が導入の検討に入った新型迎撃ミサイル・THAADは、海上配備型迎撃ミサイル(SM3)
と地上配備型迎撃ミサイル(PAC3)を補完するものだが、政府は既にSM3とPAC3に8000億円
以上を費やしている。THAADの配備に数千億円が必要なのは確実で、防衛予算が年々減る中、
ミサイル防衛(MD)にどれだけカネをつぎ込めばいいのか、政府は難しい判断を迫られている。

 4月、北朝鮮が日本上空を越える弾道ミサイルを発射したことで、自民党国防族を中心にMD拡充
を求める声が勢いを増している。その際には、PAC3の不足も指摘された。ただ、MDには費用対
効果への疑問もある。米国頼みの早期警戒衛星導入が先だとの声も強い。著しい技術革新で費用が
膨らむ一方のMDと、通常装備とのバランスをどう取るのか。「防衛計画の大綱」と「中期防衛力整備
計画」の改定を前に、政府には慎重な判断が求められる。【仙石恭】

MDの迎撃可能地点
URLリンク(mainichi.jp)

ソース : 毎日新聞 2009年7月5日 2時30分(最終更新 7月5日 2時30分)
URLリンク(mainichi.jp)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch