09/07/03 09:25:27
連続殺人犯のカン・ホスン被告は2日、「自分が生きてきたことすべてが過ちだったようだ」と自身の犯行
を後悔する姿を見せた。ソウル高裁で開かれた結審公判でのこと。
ベージュの半袖の服を着て法廷に現れたカン被告は頭を下げたまままま座り裁判官の質問に答えた。
イ・ソンホ部長判事が心境を問うと、「反省しています」と短く答えた。「宗教を持ったことがあるか」との
問いには「宗教を持ったことはないが、収監当初に聖書を薦める人がいて全部読んだ」と答えた。聖書を
読んだ感じについては、「自分が生きてきたことすべてが過ちだったようだ」と述べた。
検察はこの日、「被告人が無罪を主張する放火・殺人などの容疑は裁判過程で提出した証拠を
通じて十分に立証できる」として再度死刑を求刑した。キム・ヨンモ弁護士は、「とても緻密に犯行をして
きた被告人が、唯一放火現場にだけ可燃性物質を残しておいたという検察の主張はつじつまがあわない」
と反論した。また、「被害者らとその家族に一生謝罪する気持ちで生きられるよう無期懲役を宣告して
ほしい」と述べた。しかしカン被告は「死刑宣告が不当だと言ったことはない。弁護人が(私の意向を)
間違えているようだ」と述べている。宣告公判は23日午後2時に開かれる。
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