09/07/02 21:39:46
神といえば韓国の人々は全知全能な唯一神を考える。しかし日本の神はそうではない。全国に数十
万もある神社に祭られる神々はその領域により各々違う役割を果たしている。勉強ができるようにす
る学問の神、配偶者を求める縁結びの神、お金が儲かるようにする七福神、火災予防の神、航路の
守護神、豊作にする神、等とても多いが、このため、日本人らはこれを「ヨロズノカミ」すなわち「多くの
神々(マヌン シンドル)」という。
「ヨロズ(万)」という言葉を辞書でひいてみれば、「マン(万)の子供式表現」となっており、「ヨロズヤ
(万屋)」といえば、「よろず屋(マンムルサン)」という意味だ。「ヨロズ」という言葉は韓国語の「ヨロッ
(多数)」という言葉に由来したもので、「多数(ヨロッ)」すなわち「多い(マンダ)」という意味だ。
とにかく日本の神々は人間世界の職業ほど細分化されていて、その役割もまた多様だ。ところで、こ
の神々の中にも大王神がいる。その神を「スサノオノミコト」(素盞鳴尊)といって、新羅からきたとされ
るため「シンラシン(新羅神)」とも言う。島根県の出雲大社がその神を祭ったところで、陰暦10月には
日本全国の神々がここに集まって会議をするという。そのため、日本は陰暦10月を「カンナズキ」(無
神月)すなわち、「神のいない月」という。したがって陰暦10月に神社に行って祈る人は何も分からな
い馬鹿(村八部)として扱われる
史書を見れば「毎年陰暦10月には日本の神々が新羅神らを招へいして、会議や歌舞を楽しんだ」と
あり、毎年陰暦10月になれば偏西風が吹き、新羅から船を出して1週間ほどでこちらの島根県近海
に到着したという。それで日本の神々は刈りいれが終わったこの時期に韓国の神々を招請して、共に
楽しんで交流したのではないかと言える。そして「神(シン)」を「カミ」というのは、これは私たちの神話
の「熊(コム)」に由来したもので「コム⇒カム⇒カミ」に変化したのだ。
韓国では古代から神木を「カムナム」といって、昔は田舎に行けばカムナムに縄を縛り付けて蒸し餅を
入れて祈る風景がしばしば見られたが、このカムナムが移転したのが日本の「カムナビ」(神奈備)で、
これは「神霊が宿った山や森」を示す言葉だ。
私は日本の神社の神々を調査してみてびっくりしたことは、これらはすべて家系図を持っていて、彼ら
の故郷が伽揶、新羅、百済、高句麗と全部古代韓国だという。どうして日本人たちは私たちの先祖を
自分たちの神として祭っておいて、祭祀を行って担ぐのだろうか?この点は次の機会に詳しく説明し
たい。
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慶一大総長・李南教(イ・ナムギョ)
ソース:(韓国語) [イ・ナムギョの日本語源流散歩25]カミサマ(神様)
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