09/06/30 23:40:02
★劇:日本人父と比人母の子ら、自らをテーマに熱演 春日東小など全国を巡回 /福岡
日本人の父とフィリピン人の母を持ち、フィリピンで暮らす子供たちの劇団「ドーン(夜明け)」が
このほど来日し、春日市立春日東小学校など全国7カ所で自分たちをテーマにした劇を上演し
た。
ドーンのカルメリータ・ヌキ理事長によると、来日は自分たちの存在を知ってもらうことや、父親
との面会などを目的に12年前から始まった。今年は6~16歳の8人が訪れ、うち4人の父親が
九州出身という。
上演した劇「クレイン・ドッグ ルーツを探して」は、鶴の父と犬の母を持つ主人公が犬の群れ
の中でいじめられ、会いに行った父から子どもや母を大切に思う気持ちを聞き、空の飛び方を
習って自信を持つという内容。
ヌキ理事長は「劇は子どもたちが自分自身を探すセラピー(心理療法)のようなもの」と説明。
父役のホアン・ミゲル・タダヨシ・ハラダ君(16)は「困難に立ち向かえるようになれたし、困難を
持った人のことも分かるようになった」と話す。
上演に協力したアジア女性センターよると、父親に認知されなかったり、養育費が送られない
例もあるという。面会も難しく、今年も1人しか実現しなかった。堤かなめ理事長は「子どもたち
に責任はない。深刻な問題と知ってほしい」と訴えている。同センター(※連絡先省略)。
【扇沢秀明】
ソース:毎日新聞 〔福岡都市圏版〕
URLリンク(mainichi.jp)
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