09/06/30 10:34:36
ストライキ40日目を迎えた双竜自動車平沢工場に29日、全国民主労働組合総連盟(民主労総)
所属の金属労組組合員3000人余りが集まるなど、外部勢力が続々と集結している。
金属労組のほか、双竜自には23の左派団体の京畿道支部が参加する「双竜自共闘本部(経済
危機苦痛転嫁反対双竜自動車整理解雇阻止京畿地域共同闘争本部)」の中心人物が出入りし、
双竜自労組(支部)と共同で闘争戦略を練っている。全国単位では、25の汎左派市民・社会団体らが
構成した「双竜自汎国民対策委員会(双竜自汎対委)」も組織的に事態に介入している。
双竜自労組の上位団体に当たる金属労組は同日、「双竜自など整理解雇粉砕」のスローガンを掲げ、
4時間の部分ストに突入した。金属労組の組合員3000人余りはこの日続々と双竜車平沢工場に集結、
午後6時から決起大会を行った。金属労組は総雇用保障、投機資本の規制など対政府・資本5大
要求案を掲げ、決起大会を進めた。
この日、金属労組の部分ストには19の傘下支部のうち現代自と起亜自を除く17の支部が参加した。
現代自支部はユン・ヘモ支部長の辞任による早期選挙などの理由から、ストライキ不参加を宣言した。
金属労組は7月1日に全面ストを行い、10万人の組合員が双竜自工場に集結する計画だ。しかし、
金属労組内の最大組織である現代自支部が不参加を宣言した状況のため、ストライキの影響は大きく
ないものとみられる。
双竜自内部には金属労組のほかにもすでに複数の外部団体関係者が出入りし、労組と共同闘争を
計画していることが分かっている。工場内部で共同闘争を繰り広げ事態を悪化させている中心的団体は、
進歩・左派団体が結集した「双竜自共闘本部」だ。
双竜自共闘本部は民主労総、金属労組など労働団体のほか民主労働党、進歩新党、社会党など
の進歩政党、社会主義労働者政党準備会(社労準)、解放連帯、労働戦線、民主労働者全国会議
など左派社会団体まで、全部で23団体の京畿道支部が結集した団体だ。
双竜自共闘本部傘下団体のうち社労準は「資本主義の克服と社会主義の建設を目標」とする組織
で、解放連帯は「資本主義の克服、社会主義の建設」、労働戦線は「階級的労働運動の強化」、民主
労働者全国会議は「労働者解放世界」を主張する団体だ。
双竜自のストに介入する外部団体のうち最大の勢力は双竜自汎対委だ。双竜自汎対委には民主
労総・民主労働党・全農(全国農民会総連盟)をはじめ、民教協(民主化のための全国教授協議会)・
民弁労働委など3年前に米軍基地移転反対を叫び平沢で暴力デモを主導した団体が大挙参加して
いる。しかし双竜自汎対委は、「われわれは労組を外部から助ける連帯勢力というだけで、工場内に
常駐する人員はいない」と説明している。
URLリンク(www.chosunonline.com)
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