09/06/28 11:34:14
「三河湾のエビを使用」とうたって販売された愛知県三河地方特産の「三河一色えびせんべい」の多くに
中国など外国産エビが使用されていた問題で、公正取引委員会は27日までに、表示の是正などを求め、
県内の製菓業者15社前後を処分する方針を固めたもようだ。
このうち、使用原料について事実と異なる内容をチラシに記載して製品を販売したのは景品表示法違反
(優良誤認)に当たる恐れがあるとして、「石崎製菓」(同県一色町)に週明けにも警告。インターネットの
ホームページ(HP)などに同様の表示をしていた十数社に注意などの指導を行う方針とみられ、27日
までに各社に事前通知した。
関係者によると、石崎製菓は2006年から昨年にかけ、店舗やデパートの催事場で中国産などのエビを
使った製品を販売した際、「三河湾でとれた新鮮な素材を使用」などとチラシで広告。各社も多くの製品
に中国や東南アジア産などのエビを使用しながら、HPや包装紙に「三河湾産のエビを使用」「朝一番に
水揚げされたばかりの原料」などと表記していた。
石崎製菓はHPで、三河湾のほか瀬戸内海やバングラデシュ、中国などでとれたエビの使用を認め、
「誤認を与えるような表現があったとしたら深くおわびする」としている。
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