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【ワシントン=有元隆志】オバマ米大統領は24日、北朝鮮に対する資産凍結措置や、
米国民による北朝鮮船舶の所有・運用などを禁じる制裁措置を1年間延長することを決めた。
継続の理由として、「朝鮮半島に存在する兵器利用可能な核物質の拡散の危険性が、
米国の安全保障や外交政策にとって重大な脅威となるため」としている。
ブッシュ前大統領は昨年6月、北朝鮮の核計画申告を受けて、対敵通商法の適用終了を
決めたが、資産凍結などの制裁措置は、国際緊急事態経済権限法(IEEPA)に基づいて
継続することを決めた。オバマ大統領の今回の決定は、ブッシュ前政権の政策を継続したものだ。
一方、モレル国防総省報道官は24日の記者会見で、ミサイルなどを運搬している疑いのある
北朝鮮の貨物船「カンナム」に対する国連安全保障理事会決議に基づく船舶検査について、
「同盟国などとともに決定するだろう」と述べ、米国単独では判断することはないと説明した。
(6月25日15時58分配信 産経新聞)
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