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覚せい剤密輸共犯に求刑
福島空港を使って覚せい剤1キロを国内に持ち込もうとしたとして日本人の男が
摘発された事件で共犯者として起訴された男の初めての裁判が24日開かれ
検察側は「高額な報酬目的に組織犯罪に加わった」として懲役10年を求刑
しました。一方弁護側は「報酬の約束はなかった」として刑を軽くするよう求めました。
この事件はことし2月韓国から福島空港に到着した国際便に乗っていた日本人
の男が国内に覚せい剤1キロを持ち込もうとして摘発されたものです。
警察のその後の調べで男はシンガポールから韓国経由で持ち込もうとした
疑いが強まり男の友人の永桶龍一被告(46歳)も事件に関わったとして
その後覚せい剤取締法違反と関税法違反の罪で起訴されました。
永桶被告の初めての裁判が24日福島地方裁判所郡山支部で開かれ、
永桶被告は「まちがいありません」と起訴された内容を認めました。
このあと検察側は「1回につき50万円という高額な報酬目的のために
国際的な犯罪組織に加わって、友人に密輸の計画をもちかけた」
として懲役10年を求刑しました。
一方、弁護側は「職場を失って生活費に困っていた友人に密輸を紹介しただけで
報酬の約束はなかった」として刑を軽くするよう求めました。判決は来月1日に言い渡されます。
ソース:NHK福島のニュース 2009年6月24日 19時59分更新
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