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【韓国建築】1つの商業ビルに聖俗が共存、韓国ならではのチャンポン文化[06/23] - 暇つぶし2ch1:東京ロマンチカφ ★
09/06/23 14:50:26
聖俗が共存、韓国ならではのチャンポン文化
【特集】韓国の建築(3)商業ビル&雑居ビル

 「最上階にある教会では信者たちが礼拝をささげ、そのすぐ下にある塾や予備校では中高生が受験
勉強に励み、さらにその下にあるビリヤード場では大学生が友人たちと小遣いを賭けて楽しい時を過ご
している。1階ではサラリーマンたちが1杯の焼酎でリラックスし、地下のカラオケからは楽しい歌声が聞こえ、
その隣にあるルームサロン(高級個室バー)では中年男性がゆったりとウイスキーのグラスを傾ける」。
ソウル市立大学建築学科の金成洪(キム・ソンホン)教授は韓国の商業ビルや雑居ビルをこのように
描写し、「韓国だけの独特な“雑種建築”」について説明した。

 看板だらけの商業ビルは、まさに韓国の「チャンポン文化」を凝縮して示している。宗教(教会)から教育
(塾や予備校)、レジャー(ビリヤード)、医療(病院)、遊興(カラオケやルームサロン)まで、聖と俗の極と
極が一つの空間に共存する国が韓国のほかにあるだろうか。

 商業ビルは、法的には近隣生活施設に分類されている。その言葉通り「日常生活に必要な近隣
施設」、つまり「韓国人の生活を余すことなく反映する建物」ということになる。宗教や飲酒、教育など、
韓国人の生活から切り離すことのできない数々の行為が商業ビルに集約され、「チャンポン建築」が
誕生した。これはある意味、当然の結果ともいえるだろう。金教授は「韓国人の多層的な人脈構造が
反映された建物」とも表現している。また、「欧米では家族が生活の中心となっているが、韓国人は会社、
友人、宗教など、多層的な人間関係を結んでおり、そのための社交の場として“近隣生活施設”が
活用されている」と説明する。

 韓国の商業ビルのもう一つの特徴は、都市の至る所に無差別に存在するという点だ。建築法上では、
近隣生活施設は住居地区だけでなく商業地区、工業地区にも建設が可能。マンション団地内にも
市内の中心部にも同じような商業ビルが存在しているが、これはこのような制度が存在するからだ。韓国
に劣らず商業ビルが多い日本では、住居地区からは商業ビルをできるだけ排除している。

 商業ビルは、そのほとんどが同じような構造となっている。つまり「最も効率的で賃貸しやすい構造」に
するため、法に抵触しない範囲で床面積や階数を確保した上で、豆腐を切り取るようにきっちり四角く
区切り、通路、階段、部屋を設計すればそれで終わりだ。このように手早く作り上げられた建物には、
枠組みはそのままで多種多様な「集客装置」が流行に沿って途切れることなく、入れ代わり立ち代わり
入ってくる。韓国ならではの「パルリパルリ(早く早く)文化」を示す典型的な建物というわけだ。

 最近は商業ビルも変わりつつある。まずは数が減っている。景気の落ち込みで自営業者が相次いで
廃業し、商業ビルの需要が減っているからだ。さらにソウルの清潭洞や狎鴎亭洞などを中心に、建築家
たちが新たに設計した芸術的な「商業ビル作品」が登場しており、商業ビルの質も徐々に向上している。

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