09/06/23 13:47:42
韓国の国会が国際社会で恥をかかされている。昨日、野党民主党の丁世均(チョン・セギュン)代表が
外国人記者を対象に行った記者会見を見てみると、外国人としては納得いかない常識外れなやり方が、
韓国政界でどれだけ多く展開されているのかが確認できる。
国民が選んだ国会議員が国会は閉じたまま、街頭の攻防戦に夢中になっている姿を外国人記者らは
呆気に取られながら見ている。米紙ウォールストリートジャーナルの記者は「国会に登院するためには事前
の整理が必要だというが、どんな整理が必要だというのか。整理ができなければ、今後も登院を先送り
するということなのか」と尋ねた。そして同氏は「民主党は国会の外で協議してから登院するというが、先に
国会法を見直してからすべきことではないか」と疑念を示した。
あまりにも常識的な質問である。丁代表は理解しにくい原論的な答弁だけをし「民主党の行動が違法
ではない」「特殊な事情という点を理解してほしい」「理解するには複雑な状況であるため、この程度で
答弁を終えたい」と言葉を控えた。民主的な制度を運営するには、対話と妥協で合意点を作っていくのが
最善だ。多数決は次善にすぎない。国会法の大半も、与野党の合意で処理するよう定めている。
しかし、全てのものを合意で処理しようとしていたら、何もできなくなる。だから法と規則を作っておいた
のだ。丁代表が外信に対し「特定の政党が立法を妨害または無理に遅延させる場合、処理を保証する
ための制度」と説明した「職権上程」もそうした規定なのだ。臨時国会も、国会法第5条2項には「偶数
の月の1日に招集する」と定められている。
同法通りならば、今月1日に国会を開くべきだった。丁代表はまた「米国など先進国では少数派が必ず
反対すべきものがある場合は、フィリバスターを通じ、議事を遅延または意見を反映できる通路もある」と
した。同コメントには一理がある。与野党間の隔たりが縮まらない場合、少数派はそれなりの主張をし、
一定部分で抵抗できる合法的な手段を持つのが必要とされる。
だが、こうしたことも国会の中に入って、制度的な改善を模索すべきことであって「特殊な事情」を掲げて
場外闘争を展開するのはロジックに合わない。英BBCテレビの記者は「民主党は現政権のすべての政策
に反対し国会を開院せずにいるが、李明博(イ・ミョンバク)大統領が、民主的に、正しく行えるものが何も
ないと考えているのか」と尋ねた。
丁代表は「1年7カ月間にわたって国政を運営したが、経済・福祉問題など民主党の期待に及ばずに
いる」とし「大統領にもっときちんと働くよう促しているのだ」と話した。そうした問題の提起ならば国会でいくら
でもできる。自分のやるべきことはせず、政府にばかり問いただしていては、その責任の相当部分を野党が
抱くことになりかねない。
与党ハンナラ党は23日、親朴連帯や無所属と連帯し、6月の臨時国会を求める要求書を提出する
方針を決めた。民主党が無理な要求条件をやめて国会の招集を受け入れれば、単独国会は避けられ
る。民主党が求める特別検察官の導入や国政調査は、いずれも国会を開いて話し合うべき懸案だ。
昨日の外国人記者団向けの記者会見は、韓国野党が狭い井戸の中にあることを雄弁に物語っている。
URLリンク(japanese.joins.com)
【日韓】 韓国民主党「日本の先制攻撃論、韓半島への宣戦布告。危機増幅させ軍事大国化狙う」★2[06/05]
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【韓国】民主党に弁償金-ソウル市庁舎前広場の無断使用のため[06/15]
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