09/06/20 11:53:13
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北朝鮮船で中国に協力要請も
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
アメリカ軍は、北朝鮮の船舶が武器などを積んでいる疑いがあるとして、南シナ海の中国沿岸で
追跡を続けており、中国政府に対しても、貨物検査の実施に協力するよう求めることにしています。
北朝鮮の船舶「カンナム」号は、南シナ海の中国の沿岸をシンガポール方面に向けて、
南に航行しているとみられています。これについて、アメリカ国防総省の高官は、
19日、記者団に対し「国連安保理決議に基づいて作戦行動を取っている」と明言し、
「カンナム」号を上空から24時間態勢で追跡していることを初めて確認しました。
アメリカ軍は、「カンナム」号が過去にも武器輸出に使われたことから、
さきに採択された国連安全保障理事会の決議で輸出を禁じられた武器やミサイル部品、
核関連物質などを積んでいる疑いがあるとみています。このため、このまま追跡して
貨物検査に応じるよう求め、拒否されれば、いずれかの国に入港するまで追跡を続ける方針です。
そのうえで、カンナム号が中国の港に入った場合には、中国政府にも検査への協力を求める
ことにしています。こうした事態を受けて、国防総省はフロノイ次官を、来週、日本、中国、韓国に
派遣し、各国政府と北朝鮮への対応策について、協議することも発表しました。アメリカは、
国連安保理決議に基づいて実際に作戦行動を行うことで、今後、北朝鮮への圧力を強化していく
姿勢をみせています。
NHKニュース 6月20日 7時50分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)