【国内】在日韓国人の差別と日本の対応 - 北村隆司[06/19]at NEWS4PLUS
【国内】在日韓国人の差別と日本の対応 - 北村隆司[06/19] - 暇つぶし2ch2:超イケメンマスク( ヽ´`ω´ )φ ★
09/06/19 08:25:30
>>1の続き

差別問題を語る時には、「差別した者と差別された者では、記憶に大きな差がある」とい
う事を忘れてはなりません。私自身には、60年代にニューヨークの飛行場で、70年代初
めにスウエーデンのヨッテボーリ市の街角で、あからさまな差別を受けた経験がありま
すが、これは、差別された経験のある者にしか理解出来ない衝撃で、一生忘れる事は
出来ません。ところが、どこかで犯したに違いない私自身の差別的言動は、全く記憶に
残っていません。私も「在日」と呼ばれる人々に一時期強い偏見を持っていた恥ずかし
い過去がありますから、そのような言動がなかったとは言い切れないのに、今それを反
省してみようと思っても、何も思い出せないのです。


「大蔵省入省間もなく赴任した会津の税務署長時代、自分が長州藩出身だと知った途
端、協力的だった町民に冷たくされたショックは忘れられない」と語った現萩市長の野
村氏の経験談も、差別者と被差別者の記憶の差を物語っています。維新当時の会津
人を除いては、深刻な被差別経験を持つことが少なかった日本人が、心すべきエピソ
ードだと思います。日韓の関係は、或る意味で長州藩と会津藩の関係に似ていると言
えましょうから、日本の指導者が靖国参拝などを決める時には,是非ともこの話を想い
起こして欲しいものです。

日韓関係の論議でいつも気になるのが、「感情論の根の深さ」です。そんな時、朝日新
聞で読んだ権五埼氏(韓国一流のジャーナリストで、元東亜日報社長、元副首相)の発
言を思い出しました。

「東アジアの歴史では、アメリカと中国の存在が大きい。そこに日本の成功と失敗が絡
むという構図だ。日韓や日中関係を一方の当事者の目から「対(つい)」で見るよりも、
第三者の目で並べて見れば、お互いがもっとよく分かる。韓国から日本を見れば悪魔
に見え、日本から韓国を見れば、遅れて野蛮に見えるかもしれない。だが、それでは、
まともな説明にならない。一国史を超え、歴史を並べる観点で見よう。そして隣人への
配慮も必要だ。日本の勇ましい歴史を語るとき、勇ましさの犠牲になったのは何かを考
えて欲しい。」

“ Nation's culture resides in the hearts and in the soul of its people.” これはインド建
国の父、マハトマ・ガンジーの言葉です。

半世紀に亘る法廷闘争の後「米国政府の蛮行を許したい」と言う勝利の一声を発したコ
レマツ氏と、戦後60年たった今でも、相手を糾弾し続ける韓国の対応を比べると、「国の
文化は、国民の心と精神に宿す」と言うガンジーの言葉の意味の深さを感じます。

「恨みを永遠に忘れない」韓国民の感情は理解出来るにしても、日韓両国の将来を考
える時「このような感情論を卒業し、過去を乗り越える時期に来た」と考えるのは安直に
過ぎるでしょうか?

>>3に続く


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch