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6月16日(ブルームバーグ): 国内造船業20社などで組織する日本造船工業会は16日の
定時総会で、新会長に三井造船の元山登雄会長を選任した。任期は2年。会見した
元山会長は海運不況により、 2009年度の日本の造船業の受注が08年度の半分以下に
落ち込む可能性もあるとの見方を示した。
造船業の受注状況について元山会長は、08年度は上半期で1年分を稼いだ後、下半期に
受注が全く止まってしまったと説明。09年度もほとんど受注がなく「V字型の回復でもしない限り、
受注は前年度の半分もないかもしれない」と予測した。
同会長はアジアの一部で、業界のルール違反に近い形で政府が造船業をテコ入れする
動きがあることを非難した。その半面、日本の造船業には潜在的な技術力と優良顧客が
ある点も指摘。「仕事量が半分になっても、さほど驚かない」と語り、強気の姿勢を示した。
URLリンク(www.bloomberg.com)