09/06/14 08:49:50
眠り込んでいるうちにキャッシュカードを盗まれ、現金を引き出されたとみられる被害が、さいたま市大宮区の中国人パブで相次ぎ、
埼玉県警は14日未明、JR大宮駅周辺の4店舗を窃盗容疑で捜索した。
同様の手口による被害は、2004年頃から東京都内の中国人パブで相次ぎ、警視庁が摘発した。県警は、関係者が、隣接する埼玉県
に移ってきた可能性もあるとみて実態解明を進める。
捜査関係者によると、店に出入りする30歳代の中国人の女について窃盗容疑で逮捕状を取っている。女は3月上旬、県内の男性会社
役員のキャッシュカードを使い、コンビニの現金自動預け払い機(ATM)から約70万円を引き出した疑いがあり、店の関与も調べる。
県警には昨年5月以降、同区の中国人パブの利用客から、「勝手に金を引き出された」などの相談が30件以上あった。被害者は、
ホステスから店外デートなどに誘われ、コンビニまで行き、ATMでデート代を引き出し、店に戻った。その後、店で酒を飲んだ直後、
眠気に襲われたとする被害者も多く、睡眠薬などが使われた可能性もあるという。
県警は、ホステスらが、カードの暗証番号を盗み見たうえで、被害者が寝込んだすきに抜き取って現金を引き出し、カードは元に戻した
とみている。県警幹部は「被害に気付かないままのケースも相当数に上るはず」と指摘する。
同様の被害は、04年頃から東京の上野(台東区)や赤羽(北区)で続発し、被害は約500人、約4億円に上ったという。当時、摘発された
ホステスらの大半は中国福建省出身で、捜索した4店でも、「以前、赤羽にいた」などと話す同省出身の女性が働いているという。
ソース(読売新聞) URLリンク(rss.yomiuri.co.jp)