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リチャード・クー氏が台湾の景気回復に提言 2009/06/24
日本の野村総合研究所研究創発センター主席研究員でチーフエコノミストのリチャード・クー氏はこのほど、日本の企業間との交流を促進している台湾の企業連合会「三三会」の招きで台湾を訪問。
馬英九・総統は23日、総統府でクー氏と会見して台湾の経済問題について意見交換した。
馬・総統が台湾の景気回復について、クー氏に専門家としての意見を求めたのに対し、クー氏は、今回の世界的な景気衰退は経済学上の「衰退」現象とは大きく異なり、
むしろ日本が過去10年間直面してきた「景気後退」に似通っているため、日本モデルの研究は大いに参考になると指摘した。
更に、金融危機により資金の流動が停滞し、経済成長の衰退を招いている現状を解決するには、政府が長期的な投資で、市場における資金の流動を促すと共に国内総生産の水準を維持する必要があると説明した。
効果が上がるまでには「一定の時間が必要」とも。
リチャード・クー氏は、台湾の対中国大陸窓口機関・海峡交流基金会の初代董事長をつとめた故・辜振甫氏を伯父に、また実業家としても知られる辜寛敏・元総統府資政を父に持つ、台湾の名門の出身。
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