09/06/11 06:40:34
日米同盟強化で対中関与=北核問題も協調最優先-次期国務次官補
【ワシントン10日時事】オバマ米政権の東アジア・太平洋担当国務次官補に指名された
カート・キャンベル元国防副次官補は10日、上院外交委員会の公聴会で証言した。
同氏は急速に台頭する中国との関係強化に関し、「中国と関与する上で最善の方法は、
日本とのパートナーシップを最大限に強化することだ」と述べ、
日米同盟を機軸に対中関係拡大を模索していく方針を示した。
同氏は「日本との強力なパートナーシップは譲ることのできないわれわれの基盤。
それがなければ、対アジア外交は成立しない」と言明。その上で、日米中韓の連携強化を
目指す考えを明らかにした。また、中国政府に対し、軍事・経済面での透明性向上や
国際問題への積極関与を求めていく意向を明らかにした。
また、北朝鮮の核問題に関し、「日韓両国との協調が最優先課題だ」と強調するとともに、
「北朝鮮が交渉の席に戻ってくれば、多国間の枠組みで応じる」との姿勢を表明。
「この問題に積極的に関与していく」と述べ、北朝鮮政策担当のボズワース特別代表らと
チームとして、対北政策に取り組むと説明した。
キャンベル氏はまた、ミャンマーの民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんに対する
軍事政権の対応に深い懸念を表明。スー・チーさんに対する裁判結果を考慮に入れ、
対ミャンマー政策を見直す方針を明らかにした。
時事通信 (2009/06/11-01:43)
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