09/06/09 04:29:01
2009年6月7日、中国で昨年9月に打ち上げられた有人宇宙船「神舟7号」に搭載された野菜の種の
栽培が順調に進んでいる。12年には市場に出回る可能性が高いという。中国広播網が伝えた。
記事によるとこれら「宇宙種」はナスやトマトなど計87種類。昨年打ち上げられた「神舟7号」に搭載され、
宇宙環境で変異させる実験が施された。現在は甘粛省航天(宇宙)育種構成センターで第1期に
選ばれた野菜の種が温室栽培されている。一部はすでに開花に至った。
変異を経た「宇宙種」の実には驚かされる。ナスは大きいものでハミウリ(哈密瓜)ほどの大きさになり、
色も紫色から白色に変化。キュウリも同様に実が太くなり、やはり白色に変化、生産量は30%も
向上した。
同センターの職員によると、一般的に新品種の育成には5年から8年かかるが、宇宙空間を利用すれば
より時間が短縮される。現在栽培されている野菜は12年までには市場に出回る予定だ。
URLリンク(www.recordchina.co.jp)