09/06/07 08:34:55
(ソウル=聯合ニュース)キム・ギルウォン記者=今年1分期、病院で最も多く診療を受けた
病気は「痔(ぢ)」であることが明らかになった。西欧化した食習慣せいで痔患者が急増し
たと専門家たちは見ている。
5日、健康保険審査評価院の「健康保険統計指標」によれば今年1~3月、痔で6万7
千501人が病院で診療を受け、これにともなう療養給与費用は約470億ウォンと記録さ
れた。
痔に続いて老年白内障5万6千818人(約726億ウォン)、単一自然分娩5万4千996
人(約395億ウォン)、原因不明病原体の肺炎4万9千910人(約599億ウォン)、感染性
および原因不明のその他胃腸炎および大腸炎3万5971人(約187億ウォン)、帝王切開
による単一分娩3万5千769人(約398億ウォン)等が後に続いた。
痔は一般的に肛門粘膜が膨らんだり、垂れてはみ出す痔核(いぼ痔)をいう。これは肉
類中心の西欧型食生活と長く座っている生活方式、間違ったトイレ利用習慣が主な原因
と指摘される。
大腸肛門専門対抗病院痔クリニック、李ジェボム課長は「肉類中心の洋式は一般的に繊
維質が少ないから便秘を起こす可能性が高い。便秘は排便時、多くの力を込めることに
なり、排便時間が長くなるだけでなく、不規則になるから痔疾の原因になる」と話した。
李課長は痔予防法として「生活習慣改善」を強調した。李課長の説明によれば、まず排
便時間は10分を越えない方が良い。排便が難しければ残便感があってもそのまま出て
くる方がより良い。新聞、雑誌など読み物を持ってトイレに行く習慣も良くない。
また酒は末梢血管を拡張させて、血流量を増加させて、痔核部位に出血と痛みを起こす
ことがある。普段から痔を持っているならば、できるだけ飲酒を遠慮すべきだというのが
専門家たちの説明だ。これと共に野外活動後には5~10分程度暖かい水で座浴をする
のが良い。肛門部位清潔維持だけでなく血液循環を円滑にして、痔核発病を予防するの
に役に立つ。
李課長は「だが塩水でする座浴など検証されなかった民間療法は避けるべきだ。長く座
って仕事をする人はときどき姿勢を変えると良い」と付け加えた。
ソース:聯合ニュース(韓国語) <1分期病気1位痔..生活習慣のせい>専門家"食事・排便習慣変えなければ"
URLリンク(www.yonhapnews.co.kr)